2024年3月7日 07:30
水曜日のカンパネラ・詩羽、自叙伝で壮絶な過去を告白 口ピアスは「強く生きるための第一歩だった」
との思いで、しっかりと過去の自分と向き合って執筆した。
○高1で口元にピアス「強く装うところから始めないと何も変わらないなと」
学校でいじめられ、家庭環境にも苦しめられ、生きる希望を見出せなかった過去の詩羽。自分で自分を守るには「強くなるしかない」と思い、高校1年のある日の深夜、髪の毛を刈り上げ、唇の下にピアスを開けたのだという。
「何もかもに負けていたけど20歳までは生きてやろうという覚悟。戦うぞという決意の瞬間でもありました。強く装うところから始めないと何も変わらないなと。強く生きるための第一歩で、人より強い見た目になることで強くなれた気がしました」
そのスタイルをずっと続けているが、今は「強くありたい」というよりも、「私が生きるきっかけになったスタートラインなので、そのアイデンティティをずっと大事に抱えていきたい。こうしなきゃ生きてこられなかったという事実を大事にして、弱さも抱えて生きていきたい」という思いだと説明した。
また、「私の場合は見た目から変わることでいい方向につながっていったので、それは一つの大きな手段だと思います。小さいことだったらネイルをしてみるとか、一気に変えられるのであれば金髪にしてみるとか、そういう行動がいい方向に行くかもしれないねとは言えます」