2024年3月7日 07:30
水曜日のカンパネラ・詩羽、自叙伝で壮絶な過去を告白 口ピアスは「強く生きるための第一歩だった」
と語った。
2代目ボーカルにスカウトされたときは、あまり深く考えずに飛び込んだという。
「20歳までは何でもやってみようという気持ちがあったのでさらっと受けて、気づいたら20歳を超えていたという感じです」
そして、「20歳までと決めていたから前を向けた」と振り返る。
「目標のない無限がすごく怖くて、頑張っても頑張って何も変わらず、頑張る意味がなかったなという結果が怖かったんですけど、20歳までという期限を決めたことで戦う目標ができたというか、高校卒業してから自主的に発信したりしたのは、この目標があったからこそだったと思います」
○少しずつ自分の傷を柔らかく抱きしめられるように
自身の過去を赤裸々につづっているが、日記などに書き留めていたわけではなく思い返しながら執筆したそうで、「記憶に残っているんだなと。ちゃんと全部持って進んでいるんだなと書いていて思いました」と語る。
また、過去のつらい経験について「よかったなとは微塵も思えないけど、糧になっていないとは言えない」と捉えている。
「逆に自分が何も経験しないで大人になっていたら、それはすごく怖いことだなと思います。自分が人の苦労や人のマイナスな部分を受け止められるのは、ちゃんと経験してきたからだと思うので、そういう意味では糧になっているところはあると思います」