2024年3月9日 10:00
二階堂ふみ、ハリウッドデビュー作で“大切な気づき”「自分がいかに受け身だったか」 芝居の楽しさも改めて実感
雨の中を着物で移動したり、いろいろ大変なことがありましたが、その大変さすらも自分のマインド次第で楽しくなっていき、演じるということにすごく向き合う時間になりました。これからはもっと自分から動いていこうと思うきっかけにもなり、いろいろなことを学び直す機会でもあったので、本当に貴重な経験になりました」
実際、本作の現場で早速、能動的に動くことを意識し、その大切さを身をもって感じることができたという。
「スタッフの方々とのコミュニケーションなど、自分が能動的に変わっていくと周りがどんどん変わっていくような体験をして、これはすごく大事なことだなと。どの国でも、どの現場でも、結局は自分次第なんだなと感じましたし、お芝居って楽しいなと改めて感じることができました」
●淀(茶々)にインスパイアされた落葉の方を熱演
二階堂が演じた落葉の方は、淀(茶々)にインスパイアされたキャラクター。二階堂は大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014)でも淀を演じており、「10年経ってまた同じ役を演じさせていただくというのはすごく面白い経験でした」と語る。
また、本作で演じた落葉の方は、今までの淀とは違った描かれ方をしていると感じたという。