くらし情報『気鋭監督アンシュル・チョウハン、日本映画界に感じる“自由” 映像制作集団「g」で新作プロジェクトも』

気鋭監督アンシュル・チョウハン、日本映画界に感じる“自由” 映像制作集団「g」で新作プロジェクトも

その短編映画を通じて、飯島珠奈や望月オーソンら俳優たちと仕事し、同時にエストニア出身の撮影監督マックス・ゴロミドさんにも出会って、長編映画『東京不穏詩』を作ることに。13日間で全ての撮影を終えて、編集も自身で行いました。編集の仕方も手探り状態でしたが、どうにか6~7カ月かけて完成させました。無謀とも言えるクレイジーな体験でした」

映画監督としてのアンシュル・チョウハンの名前はすぐに知れ渡ることになる。「映画祭が何なのか知らず、はじめはYouTubeで公開しようとも思った」というが、初の長編映画『東京不穏詩』はブリュッセル・インディペンデント映画祭でグランプリを受賞。これを皮切りに数々の賞を受賞し、2020年には日本全国劇場公開を遂げる。

2018年には長編2作目となる円井わん主演『コントラ』の製作を開始し、モノクロ映画として2019年に完成させると、同年11月に開催されたタリン・ブラックナイト映画祭でグランプリと最優秀音楽賞の二冠を達成。また、北米最大の日本映画祭ジャパン・カッツ2020では最優秀作品賞の大林賞を獲得するなど、評価を確立させていった。


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