くらし情報『気鋭監督アンシュル・チョウハン、日本映画界に感じる“自由” 映像制作集団「g」で新作プロジェクトも』

気鋭監督アンシュル・チョウハン、日本映画界に感じる“自由” 映像制作集団「g」で新作プロジェクトも

そんな中、2011年に東京へと拠点を移したきっかけとなったのが、ポリゴン・ピクチャーズ制作、ディズニーXDのプロジェクト『トロン:ライジング』だった。

「ポリゴン・ピクチャーズが世界中のアニメーターを募集したんです。インドからは僕を含めて2人のアニメーター、それからアメリカ、スペインといった国からアニメーターが集まり、プロジェクトチームが作られたのです。このオファーは僕にとって、日本に拠点を移す良い機会になると思いました」(アンシュル・チョウハン監督、以下同)

ポリゴン・ピクチャーズでの活動後、オー・エル・エムでバンダイナムコ『パックワールド』の制作を経験し、スクウェア・エニックスに移籍すると、『ファイナルファンタジー』シリーズや『キングダムハーツ3』、『ガンツ:オー』など主要プロジェクトに関わった。だが、日本に在住して5~6年目に入った頃から自主制作映画への情熱も芽生えていった。

「2017年当時、日本でアニメーターとして働いていましたが、どうしても映画を撮りたくなったのです。でも、カメラの使い方も脚本の書き方も知らなかった。映画製作においてあらゆることが未経験だったわけですが、自信をつけるためにまずは短編映画を2本撮ることにしました。

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