ミキ、『M-1』以上に欲しているもの「あれが取れたら真の漫才師」 “これまで”と“これから”語る
仕事のパートナーという感じでもないし、ずっと兄と弟のままだと思います。
●「今が一番いい」『M-1』を意識しすぎて苦しんだ時期も
――2019年4月に東京に進出してからテレビ出演も増えましたが、テレビの活動によって成長できたことやプラスになったなと感じていることをお聞かせください。
昴生:テレビに出て皆さんに知ってもらえるようになると、漫才で出て行ったときに最初から受け入れてもらえるんです。若手の子は自己紹介が必要ですが、僕らは自己紹介なく10分出番があったら10分丸々話ができる。それがテレビに出た最大の利点ですね。
亜生:テレビに出ている人を見に劇場に来てくれますし。
昴生:そうなんです。そこを目標にしていたところがあって。
ダイアンさんがNGK(なんばグランド花月)で『M-1』の準決勝に出たときに、初っ端のボケで会場が揺れるぐらいウケて、テレビに出ていて受け入れられているからやと思ったので、そこからテレビも頑張ろうと意識するようになりました。――『M-1グランプリ』では2017年に3位、2018年に4位と大健闘。その後、決勝から遠ざかっていますが、戦いぶりをどのように自己分析していますか?
昴生:決勝に進出した2017年、2018年は、自分ら的にはあまり好きじゃないネタだったんです。