“東大卒・元官僚の才女”3代目バチェロレッテ・武井亜樹がローズを渡す基準とは?
――やはり短い時間の中でローズを渡す相手を決めなければいけない難しさはありましたか?
最初は、私の判断で男性たちの旅を終わらせるということへの責任感が重たくて、心苦しかったです。でも、自分の中で男性たちに「時間がなくて……」という理由で、さようならするのではなく、わかるまで向き合って、自分が納得したタイミングでお別れしようと決めたんです。そこからは申し訳ないという気持ちではなく、ちゃんと男性たちに自分の最善と礼儀を尽くして、できることをやっているから、あとは私の目的を進めるためにローズを渡していきますという気持ちになれました。――今回参加した15名の男性についてもお伺いしたいのですが、15名の方々はこれまで接してこなかったタイプの方が多かったですか?
こんなに様々な職業の方に接する機会は初めてだったので、職業という意味では会ったことない方はたくさんいましたが、人として安心できる人、信頼できる人たちでした。でも、この旅に参加するにあたって、全員仕事も今までの日常生活も全部日本においてきているので、人と人とのつながり、心と心のつながりで進む旅になりました。
そういう意味では、私がローズを渡していた方は今までの人間関係で友達になってきた人や付き合ってきた人に近い気がします。