多部未華子、母になり喜び増す 仕事との両立で目まぐるしい日々も「飽きやすい性格に合っている」
アフレコではクセのある声を意識して演じたという。
「オリジナルの英語版のシンパイの声がハスキーボイスで、日本語版もクセのある特徴のある声がいいとのことだったので、自分ができる範囲のクセのある声ってどんな感じかなと思いながら試行錯誤して作っていきました」
性格を形作るのに大切な頭の中の感情たち。多部は自身の性格について「飽きやすくて、せっかちで、好奇心が強い」と捉えている。
また、本作に登場する感情たちの中で、多部の頭はヨロコビが多くを占めていると言い、「最近は特に楽しくハッピーに生きています」と喜びを感じる瞬間が増えているという。
「目まぐるしい日々であっという間に1日が終わりますが、楽しかったなと思うことのほうが多いです。お仕事しているときも楽しいですし、子供と1日過ごしている時も大変だけど楽しいですし、どっちも楽しめている感じが、自分の飽きやすい性格にはすごく合っているのだと思います」
主人公のライリーは、成長する中でいろいろな感情が芽生えていくが、多部は年齢を重ねて気持ちの変化をどのように感じているのだろうか。「基本的な性格はあまり変わっていないと思いますが、年齢を重ねるにつれて開き直れるようにもなりましたし、図々しくもなりましたし、諦めも早くなりました。