多部未華子、母になり喜び増す 仕事との両立で目まぐるしい日々も「飽きやすい性格に合っている」
と言い、「20歳の時に一人暮らしを始めて、30歳の時に結婚したいと思い、40歳で何を思うんだろうと今思いました(笑)。何か思いそうですよね。一軒家を建てるとかかな? 全くわからないですけど、何かあると思います」と笑顔を見せる。
●30代になって芽生えた自立願望社会の仕組みを勉強中
また、自立して生きていきたいという思いが30代になって芽生えたと語る。
「私は本当に甘えて生きてきて、困ったことがあっても『お願い!』と言えば誰かがやってくれるという環境にいて、それも1つの生きる術だと思いますが、自分で地に足をつけることも大事だと30代で知りました。35歳にして何も知らない自分に焦りを感じたのだと思います。30代は人生においての学びの10年間だと思っているので、10年スパンでいろんなことを学んでいけたら」
具体的にどんなことを学びたいのか尋ねると、「社会の仕組み」全般だと回答。
「生きるために必要な国のルールみたいなことを何も知らずに生きてきてしまって。
今も人に任せていることもありますが、理解した上で人に任せるのと、理解せずに人に任せるのは違うなと、身に染みて感じています。いろいろなことを学んでいくと自分の愚かさにどんどん気づいていき、知らない自分がいけなかったんだということが日々起こっています」