『インクレディブル・ファミリー』大ヒットの理由は“共感”!? 監督が分析
全米歴代アニメーションでNo.1の興行収入という大偉業を成し遂げた、ディズニー/ピクサー第20作『インクレディブル・ファミリー』が日本でも公開に! 14年ぶりの続編となる本作では、愛すべきヒーロー家族の新たな試練の物語が幕を開けるが、そのメガホンを握った監督が、前作の『Mr.インクレディブル』同様ブラッド・バード監督だ。
ファン待望の一家団結アドベンチャーが、これだけのメガヒット街道を爆走し続ける理由の分析をお願いするとともに、カリフォルニアのディズニーランドとの積極的なコラボレーションの事情、愛すべきエドナ・モードへの思いなどを聞いた。
――本作は記録的な大ヒットをしていますが、ある程度予想はされていたとはいえ、何が一番観客に響いたと分析しますか?
家族のひとりだけではなく、そのそれぞれに、いろいろなカタチで共感してもらえていることが大きいだろうね。つまり、それぞれの人生では、さまざまな役割を果たしていくと思うけれど――たとえば子どもがいて、兄弟がいて、親がいて、またその関係など、家族の形態はさまざまだ。いろいろなカタチがあるために共感できる、という意味で響いていると思う。
それと意外かもしれないが、時間が経っていることがプラスに作用しているとも思う。