“見つめる女”好演に反響、16歳当時の芝居を見た斎藤工が涙…注目の俳優・桃果に迫る
と話していたんです。はじめは「幽霊が出る話にしよう」とか、それくらいでした。結果として、想像以上に温かいお話になりました。私はこうした心温まるような映画をやるのが初めてだったので(笑)、すごくワクワクしました。
――企画が決まったあとのオファーだったのではなく、作品が出来上がっていく過程から仲間だったんですね。
長編映画として映画館で公開されるまでになって「ええ!」と驚いています(笑)。
――そうだったんですね。もともと作る側にも興味があるのでしょうか。
最初は全然なかったです。よくしていただいているプロデューサーさんやチームから、作っている側の気持ちを聞くことが多くて、興味を持つようになりました。今はまだ具体的に何もありませんけれど、この先、自分でも企画を考えて作れたらいいなとは思っています。
○作り手としての山田孝之の話も聞いていた
――近年の作品では『唄う六人の女』への出演も非常に評判を呼びましたが、そこで共演した山田孝之さんも俳優が軸でありながら、作る側の活動をされています。現場でそうしたお話は。
はい。それこそ山田さんやプロデューサーさんがお話しているのを、いつも近くで聞いていて、「こういう風に作っているんだな」