篠田麻里子、“しなやかさ”を軸に育児と仕事を両立 美しくいるための秘訣は「自分を大切に」
? 私はもうすぐ40歳なので日本人としても女性としても和が似合う一歩上の大人、着物も着こなせるような女性になりたいなって思っていました。着物を着る機会はお芝居などではあっても、普段は着る機会がなかったりするので、着物を普段使いできるような女性になりたいなと思います。
――さきほど、理想の女性像について“しなやか女性”とお話しされていましたが、具体的にはどういった理想像も持っていますか?
“自分自身という軸はありながら、風や嵐に遭ってもそれをかわしながらそこにいる”というスタンスがしなやかだと思います。それが女性らしさに通じるものがありますし、強さだけだと、風や嵐で折れてしまうかもしれない。精神的な部分でも様々なことに対応できる“しなやかさ”を持った女性は自分の中で理想。そういう女性になりたいなと思っています。
――なるほど。それが篠田さんのいう“しなやかさ”なんですね。
若いときは「強くいたい! 弱い自分を認めたくない!」といった気持ちもあったのですが、弱い自分を認めつつ、そんな自分もコントロールしながら対応していくことが、しなやかさにつながるのかなと。私の思う女性らしさは対応力や包容力、どんなときも折れることのないイメージなんです。