篠田麻里子、“しなやかさ”を軸に育児と仕事を両立 美しくいるための秘訣は「自分を大切に」
今までは演じているときに「何かしなきゃ!」みたいな感覚があったんですが、あるときからやらなきゃいけないことではなく、わき上がるものや経験を活かせるものに変化していった気がします。お芝居を通じていろんなことが経験できるという気づきもあって、そこから「お芝居ってすごい楽しいんだな」と。
――これからは女優業を軸にいろんなことに挑戦していきそうですね。
そうですね。個人的には、ベビー用のソープブランド「yokayo」というブランドをやっていて。会社を自分で作ってみようと始めて右も左も分からないまま、いろんな人に助けてもらいながら3年になります。そこでの新しい挑戦もすごく楽しいです。
それまで私は芸能しか知らなかったんですが、芸能は(お話を)“いただく仕事”だったりもすると思うんですが、自分から“生み出す仕事”というのは違う楽しさがあって。
もちろん生み出す方が苦しいんですけど、苦しいものほどワクワクするというか、どんどん形になってくることが今はやりがいになっています。芸能とブランド、この2つのバランスが取れていてすごく幸せです。
――お話を伺っていると、自らアクションを起こして能動的に進めていきたいという姿勢を感じます。