高杉真宙・加藤諒・渡辺大知、ハードな金庫強盗シーンで生まれた一体感
渡辺:進むべき道や先が見えないけど生きる姿に、胸をつかまれました。なんのために生きているのかわからなくても、自分自身に負けず必死でしがみついている人たちしか出てこない映画。今まで描かれてこなかった、社会でも陽の目を見ることがなかった部分でもあると思うので、この映画に出てくる人たちを見て、パワーを感じてもらえればいいなと思いますし、自分自身もパワーがもらえたら嬉しいです。
――ちなみに、撮影中めっちゃ盛り上がった話題はどんな話題ですか?
渡辺:本当にいろんな話をしています。「ポテト食いたい」とか(笑)。
加藤:あとすごい、年上いじり!
高杉:ヒカリちゃん役の子が12歳なんですけど、僕と10歳離れているという話になって、諒くんはもっと離れるな、と(笑)。
加藤:僕は16歳離れているんですよ。僕が高校生の時に生まれてる子なんです。
高杉:僕は、2人に敬語を使っていないんです。2人共年上だけど、タメ口で話させてもらっていて、距離感が近いんですよ。年上の共演者の方では、今までにないくらい距離が縮まっているのがすごく嬉しいんですけど、こういう話になると、急に”年上”になってくる。それがすごく面白いです(笑)。
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