男は上がって、女は朽ちる。"謝罪"が明暗を分けた不倫の行方
まさに報道陣の舌を巻く会見で、なんだか不倫が明るい事件になってしまった。お笑い芸人の板尾創路さんに至っては謝罪した上でドラマ『フリンジマン~愛人の作り方教えます』(テレビ東京系 2017年)に主演と、タイミング良く作品にしてしまったことも。不倫がドラマのプロモーションになってしまうとはなんと強運の持ち主。俳優の袴田吉彦さんも不倫沙汰が起きる前よりも今の方が確実に露出は増えている。
違う路線の謝罪もあった。例えば豊原功補さん。小泉今日子さんと二人そろって不倫を認めたことは、ある意味斬新。不倫行為は何をどうしても揶揄されるわけだし、あれこれ詮索されるならもう認めてしまった方が楽なのかもしれないと思わせる一例だ。
けして私は不倫がいいことだとは思わない。名誉のために伝えておくと私に不倫経験はない。お手つきされた男性よりも鮮度の高い男性の方が好きだ(ゴクリ)。ちなみに男性有名人でも時には
「僕の不徳の致すところです」
「つい出来心が……」
と小さくなって言い訳をする人もいる。そんな発言を聞くたびに
「(オイオイ、だいぶ時間のかかる出来心だな!)」
と突っ込む。女性を誘って飲んで、ホテルに行ってチェックインして……という一連の流れはだいぶ素の状態が作用しているではないか。