2019年5月25日 00:00
ウィル・スミスが告白!『アラジン』の青いジーニーはすべてCGだった
日本の映画ファンは、世界のどの国のファンとも違う。会うたびにすごくエキサイトしてくれて、黄色い歓声を浴びせてくれるけど、こういうインタビューの場では、とても静かに話を聞いてくれる。その姿勢からは、僕へのリスペクトの念も感じ取れるし。その振り幅がすごくて毎回驚かされるよ(笑)。
――ロビン・ウィリアムズが声を当てたジーニーは、いまやアイコンとなっています。世界的な人気キャラクターだから、実写版を演じるにあたり、いろいろな思いがあったのでは? なぜ今回、オファーを受けたのでしょうか?
ロビンが演じたジーニーは、世界中で愛されているから、確かに最初は少しナーバスになったよ。なぜなら、ジーニーは、みんながとても郷愁を覚える好感度の高いキャラクターだから、別の人が演じると、そのイメージを壊しかねない。仮にもし壊されたとしたら、僕自身も怒りを感じてしまうと思った。
でも、今回、オファーを受けたのは、ロビンが演じたジーニーにオマージュを捧げつつ、自分自身の新しいジーニー像を作り上げたいと思えたからだ。今回、その両方をクリアしたかったよ。――では、ジーニーがこれだけ長い期間、映画ファンに愛されてきた理由をどう捉えていますか?
ジーニーは、ある種、みんながこうあってほしいと思える理想の相棒なんだと思う。