秦基博、趣味が仕事になった音楽「ずっと自分をプロデュースしていた」
と言いづらくなっているだけで(笑)。基本的には、音楽が趣味なんですよ。好きなものだし、楽しいもの。
――取材で「趣味は何ですか?」と聞かれると困ってしまうそうですが、さすがに最近は聞かれなくなりましたよね?(笑)。
いや、めちゃくちゃ聞かれますよ(笑)。
――引き続き困っているわけですね。
そうですね。それで、質問した方をもっと困らせています(笑)。
――(笑)。ちなみに、「音楽への還元」という話がありましたが、何か意識的にやっていることはありますか?
うーん……先程の刺激を受けるものとも共通しますが、ごく自然に誰かと話したことだったり、音楽や映画、本に出会ったり。マンガも好きなので、マンガだったり。「音楽の種はどこにあるのか?」と自ら探すことはあまりないような気がします。いろんな曲を聴いたりもしますが、単純に音楽を聴いて楽しむという方が強いですかね。
――アーティストブック『新しい歌』(09)には小学校、中学校時代のことも書いてありましたね。その頃から変わってない?
その頃と比べると、より音楽の魅力を知ることができたと思います。デビューしてからなおさら、いろいろな音楽を聴きたいなとか、もちろん自分の好きな傾向はありますが、やっぱり歌が好きなんですよね。