くらし情報『東北弁はオノマトペも独自路線! その意味を伝える「用例集」も登場!?』

2013年4月29日 11:00

東北弁はオノマトペも独自路線! その意味を伝える「用例集」も登場!?

すると、仙台の20代女性はすべての単語が「まったく分かりません」。対して鳴子の60代男性は正解率70%ほど。「自分では使わないが聞いたことがあるので大体は分かる」という。若い世代では、方言は急速に使われなくなってきているが、高齢世代においてはまだまだ生き残っているようだ。

ちなみに、「いかいか」=「鋭く刺すように痛い様」、「うらうら」=「軽いめまい感」、「かちゃくちゃ」=「気がめいる様」、「さらさら」=「悪寒がする。冷たい」の意味である。

○若い世代から新しい東北方言が誕生している?

随分と以前の話だが、テレビのクイズ番組で「身体の中央にあって『へ』で始まる部位は?」という問題が出された。この問いに青森出身の回答者は、自信満々に「へなが」と答えた。
会場は爆笑となったが、東北では間違いではない。クイズの正解は「へそ」だが、青森では「せなか」のことを「へなが」というのである。

身体部位の名称も東北では独特な言い方をすることが多く、同書には「身体部位の名称」を紹介するページもある。青森県、岩手県では頭を「かぶり」「かっさ」「こーべ」などと言い、髪は「かんこ」「かめけ」「けぶか」と言う。

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