ナイツが大切にする“新鮮さ” - 時事ネタ漫才の反響「理解できない」
とか、舞台上で頭によぎるだけでも嫌ですね。
――冒頭でも挙がった、「新鮮な感じでやりたい」ということですよね。
塙:独演会は、お金を払って見に来ている人が一番笑ってくれるのがベストです。お笑いってそういうもんじゃないかなって思うんですけどね。そこに来た人たちだけの共有というか。
●塙が分析する「時事ネタ漫才が少ない理由」
――ナイツさんは時事ネタ漫才をやることも多いですが、時事ネタ漫才をやる芸人さんが全体的に少ないことは、どんな理由があると考えますか。
塙:爆笑問題さんがいるから、というのもあるんじゃないですか。長井秀和さんやいつもここからさん、波田陽区さんだって、時事ネタだったわけじゃないですか。
ただ、漫才で時事ネタをやろうとすると、どうしても爆笑問題さんぽくなるし、みんな爆笑問題さんよりは面白くはできないですから。僕らも「言い間違え」というものがあるから、時事ネタができるということだと思うんですよ。だから言い間違えとか、切り口を変えることが大事かなと思います。
○■土屋が語る1人遊び「消しゴムサッカー」
――話は変わりますが、土屋さんは10歳から約30年間、ご自身が考えた1人遊び「消しゴムサッカー」