星野源、時代劇主演に挑戦も「現代的」な主人公に共感 理想のリーダー語る
自然とみんなの中心になっていくという、理想的なリーダーだと思います。かっこいい人です。「飲みに行こうよ」とか言わないし、すぐ帰るし、余計なことはしない。でも周りを遠ざけたりは絶対にしない。逆に「みんなをまとめてる俺を見て」というようなリーダーだとほんとに大変なんです。
ーー理想のリーダー像、やはり春之介に通じるところもあるような気がします。『引っ越し大名!』を見ていると、春之介がかっこいいだけでなくかわいいな、と思ってしまうんですが、星野さんから春之介のキャラクターを見て「かわいい」と思ったところはありましたか?
かわいいところ……うーん、自分で演じた役に言うのもなんなんですが(笑)、好きになった人に告白するシーンがあるんですけど、そこがとても変なシーンで。男がこうあらねば、みたいなものがあまりない感じが、すごくよかった。
現代的な主人公だなと思います。
■星野源1981年生まれ、埼玉県出身。俳優、音楽家、文筆家。13年に映画『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』等に出演し、翌年日本アカデミー賞新人俳優賞など映画賞を多数受賞。ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が社会現象を巻き起こす大ヒットとなった他、アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』、『未来のミライ』で声優を務めるなど、幅広い分野で活躍。