俳優のムロツヨシが、14日に都内で行われた映画『身代わり忠臣蔵』(2024年2月9日公開)の完成報告会見に永山瑛太、原作者の土橋章宏氏、河合勇人監督とともに登壇した。同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。○■ムロツヨシ、次回の坊主は「特殊メイクをするぐらいなら剃る」今作で主人公・吉良孝証とその兄・吉良上野介を1人2役で演じたムロ。会見にも劇中で披露した坊主の特殊メイク姿で登場した。ムロは「映画の撮影は朝からなんですが、特殊メイクをする人間はそれよりも早く(現場に)入らなきゃいけない……京都の朝は暗かったですね」と振り返る。完成まで1時間近くかかるそうで、「この『身代わり忠臣蔵』が終わったら二度と特殊メイクはしないぞ、と……特殊メイクをするぐらいなら、剃るぞ! と特殊メイク班にぶつけた」と次回は自毛を剃ると宣言したそう。しかし、「後に大河ドラマでまた(坊主)……。普通は羽二重なんですが、なぜか僕の役だけ特殊メイク。同じチームが来たものですから、1年の付き合いになってしまった(笑)」と笑いを誘った。また、撮影で大変だったことについて聞かれると、ムロは「去年の京都は寒かった。まさか川に入るとは」と話し、報道陣を驚かせる。「CGというものがありますから……まさか1月の気温の寒い日に本物の川に入るとは思わなかったですね……」と苦労をにじませた。ただ、現場ではムロのために対策も取られていたそうで「テントサウナというものを用意してくれたんです。ですけど、川に入った後にサウナに入って、出てきたらより寒いんですね(笑) せっかく準備してくれたから入らなきゃというスタッフさんの気づかいに応えたい自分との葛藤でした。死ぬほど寒かった!」と思わぬ苦労を明かした。
2023年12月14日俳優の永山瑛太が、14日に都内で行われた映画『身代わり忠臣蔵』(2024年2月9日公開)の完成報告会見にムロツヨシ、原作者の土橋章宏氏、河合勇人監督とともに登壇した。同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。○■永山瑛太、ムロツヨシは忠臣蔵に爪痕残す「いい意味でも悪い意味でも……」今作の脚本を読んだ印象を聞かれた永山は「往年のすごい先輩方が重厚な作品を作られてきた上で、今の時代にとって必要な忠臣蔵なんじゃないかということを強く感じました」とコメント。さらに「確実にムロ君が忠臣蔵に爪痕を残すなという予感がしまして。それは良い意味でも悪い意味でも……」と語りだした永山に、ムロは慌てた様子で「絶対に悪い意味は隠した方がいいよ!」とフォローを入れていた。また、撮影現場を振り返った永山は「ムロ君のパワーも全開で誰も止められないなという感じ。天才性もすごく感じましたし、天才という言葉だけじゃ片付けられないムロ君の人間性が作品の中に全て映っている。ムロツヨシという俳優がこの時代において本当に必要なんだなということを心から感じました」と絶賛した。プライベートで親交のあるムロと永山だが、共演は約20年ぶりだそうで、ムロは「まずは緊張しました……でも嬉しかったですね。パッと横顔を見た時に、またかっこよくなったなと。家族を持ったりだとかして、私にはないシワがある。羨ましいというよりは憧れ」と振り返る。一方の永山も「ムロくんはやっぱり色気があるなと思いました。それが出来上がった作品の中にも映っていて。そういった意味でも照れくささが僕の中でもあった。いい男だったんだと……」と話し、互いにべた褒めし合う。ムロは「気持ち悪いよ、文章にしたら2人が褒め合っているだけ(笑)」と笑いを誘いつつ、「でも嬉しいですね!」と笑顔を見せた。
2023年12月14日映画『身代わり忠臣蔵』(2024年2月9日公開)の完成報告会見が14日に都内で行われ、主演を務めるムロツヨシ、永山瑛太、原作者の土橋章宏氏、河合勇人監督が登壇した。同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。○■ムロツヨシ、『身代わり忠臣蔵』完成報告会見に登場劇中衣装を身にまとい坊主頭で登壇したムロ。会見では、四十七士を従えたムロと永山が大ヒット祈願のためにかけ声を上げることに。ムロが「『身代わり忠臣蔵』の大ヒットを祈願して……」と切り出すと、その声に報道陣のスマートフォンのSiriが反応してしまうハプニングが。これにムロは「ごめんなさい! Siriが(笑)! 『何を言っているかわかりません』と言われちゃうと……」とフォローを入れ、会場は笑いに包まれる。改めて、挨拶をしたムロは「こういったイベントは張り切ってがんばろう! というところでございますが、取材陣の皆様のみということで……」と観客がいないことに少し残念そうな表情を見せる。「お客様がいて初めて、(力を)発揮できるタイプなので、普通のお芝居よりも緊張してこの場に立っております。今日はずっと緊張したムロツヨシをお届けしたいと思います。よろしかったら、今からお客様を集めていただいて、スペースを埋めていただけたら、もっと皆様のご期待に応えると思います!」と話し、笑いを誘った。さらにムロのトークの勢いは止まらず、「でも、どんな状況でも100点を目指す男でございますので、映画を少しでも多くの方に観てもらうために、全力の空回りをお届けします! どうか今後はお客様、来てください!」と呼びかけていた。また、四十七士が降壇する合間にも、ムロは「この時間を借りまして……」と切り出し、「昨日は13日は永山瑛太くんの誕生日でした! おめでとうございます!」と昨日41歳を迎えた永山を壇上で祝福した。
2023年12月14日ムロツヨシ主演で、「忠臣蔵」をベースに“身代わり”という斬新なアイディアが加わり生み出された時代劇ヒットメーカー・土橋章宏著の小説「身代わり忠臣蔵」を映画化。ムロさんが吉良家の2役を演じ、永山瑛太が大石内蔵助を演じる。大石内蔵助(おおいしくらのすけ)率いる忠義の赤穂浪士たちが、亡き殿・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の仇である吉良上野介(きらこうずけのすけ)への討入を成し遂げ、最期を迎える「忠臣蔵」。今回新たな登場人物と共に、令和の時代に蘇る。『超高速!参勤交代』や『引っ越し大名!』を生み出した、本作の原作者である土橋氏を脚本に迎え、監督は『総理の夫』や『かぐや様は告らせたい』シリーズの河合勇人。時代劇のプロフェッショナルたちが集う東映京都撮影所が製作する。主人公・吉良孝証(きらたかあき)とその兄・吉良上野介を演じるのは、実力派俳優ムロツヨシ。これまで、大河ドラマ「おんな城主 直虎」や「新解釈・日本史」、豊臣秀吉を演じている放送中の大河ドラマ「どうする家康」など数々の時代劇作品に出演しているが、2役に挑むのは今作が初。性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分け、ときに皆が怖がる存在として威圧的に、もう一方では明るく熱く演じる。ムロツヨシまた、プライベートでもムロさんと親交深く、映画としては20年ぶりの共演となる永山瑛太が大石内蔵助役に。大河ドラマ「西郷どん」や「幕末相棒伝」ど様々な時代劇作品に出演してきた永山さんは、今作では「忠臣蔵」の要である役どころを演じる。主演のムロさんは、「『身代わり忠臣蔵』この謎めいたタイトル、どのような展開が待っているのか。江戸時代の討ち入り舞台にした世紀の身代わりミッション、お楽しみに!」とコメント。永山さんは「令和の天才俳優ムロツヨシさんが主演ですから、この映画間違いなしです。ご期待ください!」と絶大な信頼を寄せているムロさんとの共演に自信をみせている。永山瑛太また、河合監督も「ムロさんが謎の一人二役。瑛太さんが敵役にして無二の親友。二人の時代劇ガチコメディエンタテインメントムービー。面白くないはずがない。乞うご期待!」と語り、原作・脚本の土橋氏も「日本を代表する二人の名優、ムロツヨシさんと瑛太さんが夢の共演!今から完成が楽しみです」と期待を語っている。物語は、嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロさん)があろうことか城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられたことから始まる。お家取り潰しの危機に直面し、両家とも大ピンチ!ここで吉良家家臣から出てきたのは、まさかの奇想天外な打開策…殿にそっくりな弟・孝証(ムロさん2役)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方、切腹した赤穂藩主の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないような…。この世紀の大芝居“身代わりミッション”を遂行できるのか!?併せて到着したティザービジュアルには、両側にムロさんが2役演じる吉良上野介と額に傷をもつ弟・孝証が写っている。その中央には刀を構える永山さん演じる大石内蔵助の姿。彼らの行く末が気になるデザインに仕上がっている。『身代わり忠臣蔵』は2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月25日今期ドラマ「リコカツ」や「着飾る恋には理由があって」でいま話題の永山瑛太と向井理が主演する正月時代劇「幕末相棒伝」の制作が決定した。舞台は、大政奉還を間近に控えた幕末の京都。将軍暗殺を企てた犯人を捜し出せと、幕府重臣から密命を受けた坂本龍馬と土方歳三。与えられた時間は、わずかに2日。敵同士の2人は、対立しながらも次第に協力し合い、薩摩・長州・会津などの大藩や公家たちを探索し、西郷隆盛や桂小五郎、岩倉具視ら幕末維新の時代を彩ったオールスターたちを相手に、大胆な推理と腕に覚えのある剣術で事件の真相に迫っていく――。本作は、永山さん演じる坂本龍馬と、向井さん演じる土方歳三が、相棒となって徳川慶喜暗殺未遂事件の犯人を探る、ちょっとコミカルな新感覚時代劇。原作は、五十嵐貴久の「相棒」。脚本は、『超高速!参勤交代』『引っ越し大名!』の土橋章宏が担当する。正月時代劇「幕末相棒伝」は2022年正月、NHK総合にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年06月17日丸山隆平主演のWOWOW連続ドラマW「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」が、いよいよ6月6日(土)よりスタート。この度、放送直前に丸山さんと監督・本木克英による対談の緊急放送も決定した。大ヒットしたエンターテインメント時代劇映画『超高速!参勤交代』の原作・脚本の土橋章宏と、本木監督が再びタッグを組んだ初めてのテレビドラマとなる本作。江戸時代を舞台に、現代でも大人気の「お伊勢参り」を描くロードムービーとしてだけでなく、超痛快なエンターテインメント作品として注目を集めている。今回の対談は、作品の魅力を解き明かす内容になっていることはもちろん、いまだからこそ話せる撮影の裏話や共演者たちの話、そして「俳優・丸山隆平」をテーマに、“俳優”としてこの作品に挑んだ丸山さんの姿や魅力、さらに、これからの「俳優・丸山隆平」への想いを熱く語り合うなど、ここでしか見ることのできない貴重な内容となっている。また、「放送直前!主演・丸山隆平 ひとりWEB舞台挨拶」の公開スタート時間が6月6日(土)午前9時30分に決定。丸山さん自身も初めての試みになったという「ひとりWEB舞台挨拶」では、番組の見どころを紹介しながら、視聴者からの「辰五郎への質問」に答えるなど、ひとりで熱く作品について語る丸山さんの姿も必見。「緊急放送!『大江戸グレートジャーニー』直前特番大江戸グレート対談~主演・丸山隆平×監督・本木克英~」は6月6日(土)午前9時45分~WOWOWプライムにて無料放送。連続ドラマW「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」は6月6日22時~毎週土曜日WOWOWプライムにて放送(全6話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2020年06月05日「辰五郎って、いざとなると口八丁手八丁でわれ先に逃げ出す。共演者の芳根京子ちゃんからも、『こんな情けない主役っていますか?』と爆笑されました」そう語るのは、『連続ドラマW大江戸グレートジャーニー〜ザ・お伊勢参り〜』(WOWOWにて6月6日22時スタート、全6話)で主演を務める関ジャニ∞の丸山隆平(36)。江戸時代のお伊勢参りを描く今作で、かつては江戸で最強の賭博師と名をはせたが、ツキに見放され借金まみれ、ひょんなことから伊勢神宮参詣の旅に出ることになった男、辰五郎を演じた。撮影は、丸山の出身地でもある京都の撮影所で行われた。「ちょくちょく自分のなじみの店に行っては癒されましたね。それに、撮影所のスタッフさんと一緒にいると、同じ京都弁だからか居心地がよくて。まるでもう一つ実家ができたような気がしました」また、撮影期間中はプライベートでも役のままだったと語る。「酒に酔うと口調が辰五郎になったりして。でも、そんなふうに役が自分の中に染み渡るって、役者の醍醐味じゃないかな。何をやるときも辰五郎でいることは、いちばんの役づくりだったと思います」原作・脚本は、映画『超高速!参勤交代』でエンタテインメント時代劇ブームを巻き起こした土橋章宏。旅を通して各地の名産品が登場するのも注目だという。「そばもタコ飯も、何もかもおいしかったし、その土地に江戸時代からずっと根づいていることが素晴らしいと思いました。僕自身の忘れられない味は大分のとり天。13年前に関ジャニ∞で回った47都道府県ツアーのときに初めて食べて、なんじゃこりゃ!?と驚くほどうまかったのを覚えています」「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年06月01日丸山隆平(関ジャニ∞)主演の超エンターテインメント時代劇となる連続ドラマW「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」。この度、メインキャストの丸山さん、芳根京子、加藤諒、山本耕史によるインタビュー映像が番組サイトにて公開された。大ヒットした映画『超高速!参勤交代』の原作・脚本の土橋章宏と、監督の本木克英が再びタッグを組んだ初めてのテレビドラマとなる本作。現代でも大人気の「お伊勢参り」を描くロードムービーとしてだけでなく、超痛快なエンターテインメント時代劇としても注目を集めている。今回、現在放送中の「『連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー~ザ・お伊勢参り~』徹底ガイド」での反響に伴い、各キャストが時代劇への思いや、自身が演じるキャラクター、共演者の印象などを語る貴重な内容をメイキング映像とともにお届けする。お伊勢参りの中でも、60年に一度の「おかげ年」に行う「おかげ参り」は、現代のように容易く旅行に行けなかった当時の人々にとっての一大イベントで、数百万人規模で伊勢神宮に向かう人がいたといわれている。主演・丸山さんが演じるのは、おかげ参りに突如出発することになった金なし、運なし、人徳なしのダメ男・辰五郎。かつては江戸の中で最強の博打打ちとして名を馳せていたが、ここ最近はすっかりツキに見放され、借金まみれに。そんな辰五郎がひょんなことから江戸を飛び出し、伊勢神宮を目指す。道中に起こる様々なトラブルやハプニングを乗り越え、辰五郎は無事に伊勢神宮に辿り着けるのか!?さらに、辰五郎と共にお伊勢参りに旅立つ、訳ありな美女・沙夜を芳根京子、奉公先を抜け出してきた大人びた少年・三吉を斎藤汰鷹、そして、辰五郎を追う江戸一の殺し屋で借金取りの菊佐を山本耕史、その駄子分で菊佐を慕う六助を加藤諒が演じている。連続ドラマW「大江戸グレートジャーニー~ザ・お伊勢参り~」は6月6日22時~毎週(土)WOWOWプライムにて放送(全6話/第1話無料放送)。「『連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~』徹底ガイド」 は5月29日(金)21時50分~ほかWOWOWプライムにて放送(無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2020年05月25日「関ジャニ∞」丸山隆平主演、『超高速!参勤交代』の原作・脚本の土橋章宏と、本木克英監督が再タッグを組んだ「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」。この度、本作の各話出演ゲストが発表された。時は文政十三年(天保元年)おかげ年。かつては伝説の賭博師と呼ばれていた辰五郎(丸山さん)が深川の賭場で多額の借金を背負ってしまった。このところまったくツキがない辰五郎は、お伊勢講のくじに当たり長屋の代表としてお伊勢参りに出発することに。途中で出会った代参犬・翁丸、奉公先を抜け出してきた少年・三吉(斎藤汰鷹)、訳ありな美女・沙夜(芳根京子)とひょんなことから家族のふりをすることになった男の旅物語が始まる――。突如、おかげ参りに出発することになった金なし、運なし、人徳なしのダメ男、辰五郎を描く本作をより盛り上げるゲストが明らかに。第1話には、辰五郎の昔なじみの博徒・鶴吉役に関西ジャニーズJr.の室龍太。第2話には、遊郭にある日野屋の主人、留蔵役で歌舞伎役者の片岡愛之助。第3話では、近年では『のみとり侍』「テセウスの船」などに出演した六平直政が、琵琶法師の宗一役で出演。また第4話には、行列の出来る辻占いの千代役で室井滋、辰五郎たちが出会う美女、おりん役で中村静香。第5話には、三吉の姉お静が嫁ぐ天野屋の女将、お兼役で青木さやか。第6話には、将軍のお庭番・加藤玄蔵役で田野倉雄太。そして語りを担当する大地真央が、大奥を支配する大局・麗光院を演じることも明らかになった。連続ドラマW「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」は6月6日より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送。(全6話/第1話無料放送)「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」徹底ガイドは5月1日(金)23時50分~WOWOWプライムにて無料放送。(cinemacafe.net)
2020年04月14日傑作時代劇『十三人の刺客』をリメイクするスペシャル時代ドラマの制作開始が決定。キャストも明らかになった。『十三人の刺客』は、1963年に公開された工藤栄一監督による傑作時代劇。中山道の宿場を砦に改造し待ち受ける刺客集団十三人が、死に物狂いで突破を図る大名行列と激突。狙うは将軍の弟の命。武士の意地と意地がぶつかり合い、むき出しの闘争本能、そして命の本質が露わになる。また、クライマックスの殺陣シーンは、日本映画史上に残る金字塔とされている。そんな傑作を今回、現在本格時代劇で考えうる最高のキャストでドラマ化。中村芝翫が御目付役・島田新左衛門を、同映画にも出演した里見浩太朗が、島田に暗殺を命じる老中・土井大炊頭を演じるほか、福士誠治、大島優子、勝野洋、渡辺大、神尾佑、飯田基祐、片山萌美、岡本玲、石橋蓮司、西村まさ彦、高橋克典が出演。池宮彰一郎の1963年東映映画の脚本を原作に、『超高速!参勤交代』『引っ越し大名!』の土橋章宏が脚本を担当、金佑彦が演出を手掛ける。あらすじ幕末・天保年間、明石藩江戸家老・間宮図書が老中・土井大炊頭(里見浩太朗)の門前で割腹し果てた。間宮の死は藩主・松平左兵衛督斉継(渡辺大)の暴君ぶりを訴えていた。斉継は将軍家慶の弟であり、老中就任も内定していたため、時の幕閣に動揺が走る。これに対し老中・土井は、非常手段として御目付役・島田新左衛門(中村芝翫)に斉継暗殺を命じた。悠々自適の隠居を考えていた新左衛門は固辞するが、天下万民のため大事決行を決意、信頼できる強者たちを集める。極秘裡に進められる暗殺計画を事前にキャッチした人物がいた。鬼頭半兵衛(高橋克典)、明石藩側用人千石の身分を自らの才覚でつかんだ新左衛門の剣のライバルである。事件発生以来一か月余、明石藩が突如参勤交代の途についた。行列を追う刺客団は、中山道で奇襲作戦を練ったが、半兵衛の奇計にあい失敗に終わる。新左衛門は作戦を変更、中山道落合宿を買い取り、砦に改造、明石藩一行を迎え撃つというのだ。運命の朝、深いもやの中を落合宿に乗り込んだ斉継以下明石藩一行は、前を塀で塞がれ、後退しようとしたとき退路の橋が大音響と共にくずれ落ちた。十三人と五十騎の死闘が始まる――。「十三人の刺客」は8月22日(土)21時~BSプレミアムにて放送(120分単発)※BS4Kでも同時間に放送。(cinemacafe.net)
2020年04月01日主演・星野源と犬童一心監督で贈る傑作エンターテインメント時代劇『引っ越し大名!』。この度、Blu-ray&DVDの豪華版に収録される70分以上もの特典映像から、ダイジェストが特別公開された。本作は、土橋章宏の傑作時代小説「引っ越し大名三千里」を映画化した前代未聞の引っ越しエンターテインメント。星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、小澤征悦、濱田岳、向井理ら豪華キャストが集結し、大ヒットを記録した。今回公開されたのは、Blu-ray&DVDの豪華版に収録される特典映像のダイジェスト。星野さんが「台本を見ただけで笑っちゃう」、高橋さんが「(共演者について)ピッタリもうこの人以外考えられない!っていう方たちでした」と語るメイキング映像から始まる。このほか、高畑さんが「(星野)源さんにおまんじゅうを投げるシーンがありまして、1回目投げたら右目にヒットしました」と撮影時の様子を語る完成披露試写会などのイベント映像集や、未公開シーン集も収められている。豪華版には特製スリーブケースが付属。また、本編ディスクは「バリアフリー日本語音声ガイド/バリアフリー日本語字幕」付きだ。『引っ越し大名!』Blu-ray&DVDは4月8日(水)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:引っ越し大名! 2019年8月30日より全国にて公開©2019映画「引っ越し大名!」製作委員会
2020年04月01日関ジャニ∞の丸山隆平が主演を務める、超エンタテインメント時代劇『連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー 〜ザ・お伊勢参り〜』。この度、本作の放送日が6月6日(土)よる10時からに決定し、メインポスターが公開された。大ヒットしたエンタテインメント時代劇である映画、『超高速!参勤交代』の原作・脚本の土橋章宏と、監督の本木克英が再びタッグを組み挑む、初めてのテレビドラマとなるのが本作だ。江戸時代が舞台の本作は、現代でも大人気の“お伊勢参り”を描くロードムービーとしてだけでなく、超痛快なエンタテインメント作品になること間違いなしで、WOWOWにて放送される。主演の丸山が演じるのは、元・伝説の賭博師で、今はただのダメ男である主人公の辰五郎だ。お伊勢参りの中でも、60年に一度の“おかげ年”に行う“おかげ参り”は、現代のように容易く旅行に行けなかった当時の人々にとって一大イベントで、数百万人規模で伊勢神宮に向かう人がいたと言われている。そんな“おかげ参り”に突如出発することになった、金なし、運なし、人徳なしの“ダメ男”辰五郎。かつては、伝説の博打打ちとして名を馳せていたが、ここ最近はすっかりツキに見放され、借金まみれに。そんな辰五郎がひょんなことから江戸を飛び出し、伊勢神宮を目指すのだ。道中に起こるさまざまなトラブルやハプニングを乗り越え、辰五郎は無事に伊勢神宮に辿り着けるのか。辰五郎と共にお伊勢参りに旅立つ、すぐに死にたがる訳ありな美女・沙夜を芳根京子、奉公先を抜け出してきた大人びた少年・三吉を斎藤汰鷹、代参犬の駄犬・翁丸、そして、辰五郎を追う江戸一の殺し屋で借金取りの菊佐を山本耕史、その駄子分で菊佐を慕う六助を加藤諒が演じる。そして追加キャストとして、菊佐、六助の親分で江戸一番の香具師・赤布の甚右衛門を伊武雅刀、辰五郎の住んでいる長屋の大家を西村まさ彦、その娘で辰五郎と親しいお鈴を福本莉子、辰五郎の住んでいた部屋を奪おうとする浪人・伊坂平次郎を金山一彦、また、辰五郎の幼少期を角紳太郎(関西ジャニーズ Jr.)、菊佐の幼少期を山中一輝(関西ジャニーズ Jr.)が演じる。さらに、全編の“語り”を大地真央が担当するという豪華な布陣だ。公開されたメインポスタービジュアルには、お伊勢参りに一発逆転を賭けた辰五郎の叫びである“お伊勢様、お願いだ。俺にツキを返してくれ!”というキャッチが。そしてそのとおり、今まさに江戸を飛び出し伊勢を目指す辰五郎の勢いある姿とともに、沙夜、三吉、翁丸が辰五郎と連れ立って旅へ臨む姿が描かれている。またそれだけでなく、辰五郎たちを追う菊佐の鋭い表情や、六助の怪しい微笑みに不穏な気配が感じられ……ドラマへの期待が高まるばかりだ。『連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー 〜ザ・お伊勢参り〜』6月6日(土)より放送第1話無料毎週土曜日よる10時 WOWOW プライムにて放送(全6話)
2020年03月26日中条あやみ主演映画『水上のフライト』が、2020年11月13日(金)に全国公開される。実話をもとに描いた感動ヒューマンドラマ映画『水上のフライト』は、実在するパラカヌー日本代表選手・瀬立モニカとの交流を通じて、脚本家・土橋章宏が書き上げたオリジナルストーリー。事故で歩けなくなった失意のヒロインが、パラカヌーを通して新たな夢を切り開く感動ヒューマンドラマを、『雪の華』の中条あやみを主演に迎えて描きだす。夢を絶たれたヒロインと、カヌーの出会い中条演じる主人公・遥は、自分の実力に絶対の自信を持つ“負け知らず”の人生を歩んできた女性。走高跳で世界を目指し、有望スポーツ選手として活躍していたが、ある日不慮の事故に合い、二度と歩くことができない身体となってしまう。将来の夢を絶たれた遥は、心を閉ざし自暴自棄になるが、周囲の人々に支えもあり、“パラカヌー”という新たな夢を見つけることにー。きらめく水面を背景に、母の愛、淡い恋心、恩師との約束…そして、大切な人の想いを乗せて、どん底から道を切り開いていく。難易度の高いパラカヌーに挑む中条あやみの熱演ぶりにも注目だ。温かな愛に包まれて不慮の事故で心を閉ざした遥を取り囲む仲間・家族・コーチには、旬な俳優勢が抜擢。裏方で遥を支える颯太役を『居眠り磐音』の杉野遥亮、心配しながらも温かいまなざしで包み込む母・郁子役 を『アマルフィ女神の報酬』の大塚寧々、父親代わりに厳しく熱く導いていくコーチの宮本役を『引っ越し 大名!』の小澤征悦が担当する。監督に兼重淳なお監督は、『泣くな赤鬼』『キセキ ―あの日のソビト―』を手掛けた兼重淳が務める。作品詳細映画『水上のフライト』公開日:2020年11月13日(金)※当初2020年6月12日(金)だったが延期となった。監督:兼重淳脚本:土橋章宏主題歌:「ひとりで生きていたならば」SUPER BEAVER出演:中条あやみ、杉野遥亮、高月彩良、冨手麻妙、大塚寧々、小澤征悦配給:KADOKAWA
2020年03月13日映画『超高速!参勤交代』の原作・脚本の土橋章宏と、監督・本木克英が再びタッグを組み、初めてTVドラマに挑む、連続ドラマW「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」から、ティザーポスターが解禁となった。本作は、江戸時代が舞台の時代劇で、現代でも大人気の「お伊勢参り」を描くロードムービーとしてだけでなく、超痛快なエンターテインメント作品になること間違いなしのTVドラマ。主演を務めるのは、WOWOW初出演にして初主演の「関ジャニ∞」丸山隆平。今回解禁されたティザーポスターには、旅の最中に「お伊勢参りに行く」と言って柄杓を差し出すと、お金を恵んでもらえるという当時の習慣に基づき、柄杓を片手にいままさに江戸を飛び出し、おかげ参りに旅立とうとする丸山さん演じる辰五郎の勢いと躍動感みなぎる姿がダイナミックに描かれている。「ダメ男、一発逆転を賭けた旅が 今、始まる―」というコピーが添えられ、これから始まる辰五郎のお伊勢参りに一体何が待ち受けているのか、期待が高まるビジュアルに仕上がっている。さらに、番組サイトでは特報映像も公開中。辰五郎を陽気に演じる丸山さんの姿が確認できる。連続ドラマW「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」は2020年、WOWOWにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年01月09日映画『超高速!参勤交代』の原作・脚本の土橋章宏と、監督・本木克英が再びタッグを組み、初めてTVドラマに挑む、連続ドラマW「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」の放送が決定。主演は「関ジャニ∞」丸山隆平。WOWOW連続ドラマW初出演にして初主演を務める。時は天保元年おかげ年。ある日のこと、かつては伝説の賭博師と呼ばれていた辰五郎が、深川の賭場で多額の借金を背負ってしまった。ずっと天涯孤独で暮らしてきた中で、自分の力と運だけで勝負できる博打だけとは正面切って向き合ってきた。しかし、このところまったくツキがない。だがその日、お伊勢講のくじに当たり長屋の代表としてお伊勢参りに出発することに。途中で出会った代参犬(飼い主に代わってお伊勢参りをする犬)・翁丸、奉公先を抜け出してきた少年・三吉、訳ありな美女・沙夜と、ひょんなことから家族のふりをすることになった男の旅物語がはじまる。一方その頃、江戸の暗黒街に知らぬ者はいないと言われる殺し屋で借金取りの菊佐とその駄子分・六助が辰五郎を追う…。本作は、江戸時代が舞台の時代劇で、「お伊勢参り」を描くロードムービー。約13年ぶりの時代劇出演、約6年ぶりの連続ドラマ主演となる丸山さんが演じるのは、元・伝説の賭博師でいまはただのダメ男な主人公・辰五郎。お伊勢参りの中でも、60年に一度の「おかげ年」に行う 「おかげ参り」は、現代のように容易く旅行に行けなかった当時の人々にとっての一大イベントで、数百万人規模で伊勢神宮に向かう人がいたと言われている。そんなおかげ参りに突如参加することになった辰五郎。道中に起こる様々なトラブルやハプニングを乗り越え、伊勢神宮を目指す。丸山さんは本作について「どんな方でも楽しんで頂けるような、これまでとは違う角度から歴史を描く、全く新しい時代劇となっております」と言い、「僕の演じる辰五郎は、人がみんな持っている弱さや見栄っ張りさなど、本来あまり見せたくない部分が剥き出しなんです。なので、撮影のその瞬間にその場で生まれた感情をそのまま素直に映像に残していきたいですね」と意気込みを語っている。本作の原作となっている「駄犬道中おかげ参り」の土橋氏は、「主演の丸山隆平さんなら、ダメ人間だけど陽気で情が深いキャラを面白く演じてくれると思います。他にも演技達者な俳優さんたちが勢ぞろい! 仕事をいっとき忘れ、旅することの楽しさ、出会いの楽しさ、嫌なことからは逃げてもいいんだという江戸時代の奔放さを楽しんでもらえたらと思います」とコメント。本木監督も「主演の丸山隆平さんには、持ち前の万人を陽気にする演技力で、主人公・辰五郎に降りかかる苦難を軽快に乗り越えてくれることを、楽しみに期待しています」と丸山さんについて話している。連続ドラマW「大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~」は2020年、WOWOWにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年12月15日goodroom 広島がいよいよオープン!住みたい街、住みやすい街のとっておきのお部屋を紹介していきます。今回は、八丁堀エリアにも通いやすく住みやすい街、土橋・十日市町エリアのおしゃれなお部屋をまとめました。 土橋・十日市町エリアってどんなところ?広電(広島電鉄という路面電車です)に乗って、広島の繁華街、八丁堀から約12分。まちなかから離れて、穏やかに過ごしたい方にぴったりのエリアです。静かな町並みには、個人経営の小さなカフェや、古民家をリノベしたレストランなどもあり、静かだけれど、おしゃれな雰囲気。24時間営業のスーパーもあり、お仕事で帰宅が遅くなっても安心です。土橋・十日市町エリアのオススメ物件はこちら【土橋7分】広々25畳のLDK(1LDK/62.13㎡/9.3万円) 25畳の大きなLDKが圧巻のお部屋!琉球畳のスペースがアクセントになっています。 真四角の使いやすそうな空間。どんな風に家具を配置しましょうかね。 風がよく抜けて気持ち良い空間ですよ。 この部屋の詳細を見る*【土橋6分】クールなアイランドキッチン(ワンルーム/41.7㎡/8.7万円) 17.9畳の広々ワンルームに、ブラックのアイランドキッチン!かなりクールなデザイナーズのお部屋です。 ベランダ側から見たところ。壁はコンクリート打ちっ放し、黒と白のモノトーンインテリアでバッチリ決めましょう。 ベランダからはこの景色!天満川が見えますよ。 この部屋の詳細を見る*【十日市町7分】一人暮らしにぴったりの1LDK(33.4㎡/8万円) 悠々自適な一人暮らしにぴったりの、1LDK。 間についている引き戸でこんな風に仕切れるので、オン、オフのメリハリがつけられますよ。 使いやすそうなカウンターキッチンも良いですね。 この部屋の詳細を見る*【十日市町5分】コスパ良好1DK(28.98㎡/5.4万円) 最後はこちら、コスパ良好なリノベのお部屋。キッチン、シンプルなデザインで良いですね。 洋室は10畳とゆとりある広さ。床が明るいのでさらに広く見えますよ。 この部屋の詳細を見る*※掲載家賃は管理費込みです。変更、満室になる可能性があります。 *土橋駅のお部屋をもっと見る 十日市町駅のお部屋をもっと見る 広島のお部屋まとめをもっと見る *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年10月05日俳優・アーティストの星野源が10日、都内で行われた主演映画『引っ越し大名!』(8月30日公開)の大ヒット記念応援上映会に登場した。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。この日は応援上映のため、タンバリンやペンライトで迎えられた星野は「ライブでもこんなペンライトない!」と驚き。さらにSPゲストのハトのマークの引越しセンター 八王子支店の"細野豪"というキャラクターとして藤井隆が登場すると、客もすぐに気づいて歓声で迎えた。藤井は「いつの時代も引っ越しと言うのはただ物を運ぶだけではなく、心を運ぶものだという印象を受けました! 映画を観て感銘を受ける部分が沢山ございました。改めてヒットおめでとうございます!」と、緊張した引っ越し配送員という演技でずっと通していく。5分ほどその設定でやりとりをしていたが、星野が「藤井さん、本当にありがとうございます!」と頭を下げると、「そうなんです! テッテレー!!」と藤井がネタバラシ。星野は「大ヒット御礼舞台挨拶、なんとなく1人でやるのかなと持ってたんですよ。SPゲストが向かっていると聞いて、まず最初に『細野豪さん』言われたんですよ」と、最初から藤井とは聞かされてなかったという。「誰だろうと思って、『実は藤井さんなんです』と聞いて、最高だと思って」と喜んでいた。藤井は「最初、松竹さんからAパターンBパターンいただいて。Aパターンは記者さんと一緒に座って、フラッシュ禁止ですよと言われてるのに、1人だけフラッシュ焚いて近づいていくという不審者役。Bパターンは普通に花束もって登場する。確実にAの方が望まれてるのかなと思ったんですけど 、せっかく映画でも実際お世話になってるハトのマークの引越しセンターですので、気持ちを代弁させていただこうかと」と裏話を明かす。また星野が「最近Instagramを初めまして、藤井さん撮影していいですか?」と尋ねると、一旦は「お断りします」と答えたが、結局了承。星野は「いいよ、隆いいよ。最高だよ隆……」と色々な角度から撮影していた。さらに作品に出演していないにも関わらずくす玉を破ることになった藤井は、「高橋一生さんのつもりでやらせていただきます」と宣言し、観客からも「一生〜!」と声が掛かる。最後のフォトセッションではまた細野豪のキャラクターに戻った藤井がこわばった顔で写真に撮られ続け、終始笑いが起こっていた。
2019年09月10日『超高速!参勤交代』シリーズをはじめ、ユニークな視点で時代劇の新しいジャンルを開拓してきた土橋章宏の原作を、星野源主演で映画化した『引っ越し大名!』。この度、星野さんや高橋一生、高畑充希も大爆笑した濱田岳演じる中西監物のとあるシーンのメイキング映像が解禁となった。参勤交代をはるかに上回る費用と労力がかかる、無理難題の引っ越しをテーマにした本作。1つの藩丸ごとの引っ越しが“転勤”を思い起こさせるほか、上司からの圧力やパワハラ、藩の減封により人減らし=リストラを行わなければいけないなど、時代劇でありながら現代で働き世代にも共感を呼んでおり、星野さん、高橋さん、高畑さん、濱田さんといった演技派豪華キャストが織りなす、思わずクスッとさせられるコメディパートも老若男女が楽しめると話題となっている。そんな本作では、引っ越しにかかる費用は2万両(=15億円)に対し、藩にあるお金はたったの3千両、足りない分は町の商人になんとか借りて工面するしかないという状況の中、金庫番である勘定奉行・佐島竜五郎(正名僕蔵)はその役割を「引っ越し奉行」となった片桐春之介(星野さん)に丸投げ…。今回解禁されたメイキング映像は、横暴な佐島のやり方に反感を持った勘定頭の中西監物(濱田さん)が、春之介たちを助けるべく、自ら徹夜をしてお金を借りられる商人を調べあげたリストを持ってやってくる…というシーン。中西は徹夜続きという設定から、登場からよたよたと近づき「勘定方の中西だよ」と声が小さすぎる濱田さんの演技に、星野さんも「何ですって…? 本当に聞こえない(笑)」と笑いをこらえきれない様子。その後も続々繰り出される濱田さんのアドリブに、キャストだけでなくスタッフも笑いをこらえきれず、カットがかかると思わず高畑さんが「本番、耐えられない。どうしよう」と手で顔を覆って、泣き笑いしている様子が収められている。濱田さん曰く「(中西は)頑張った自負があるのでドヤ感がある」ゆえに、少し二枚目に見えるらしく、高橋さんも「最初寝ているところから始まるのがすごく面白い…」と濱田さんの光るコメディセンスをべた褒め。本メイキングでも息ぴったりのキャストたちのユーモアのセンスが光るシーンは、随所に盛り込まれている。『引っ越し大名!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:引っ越し大名! 2019年8月30日より全国にて公開©2019映画「引っ越し大名!」製作委員会
2019年09月10日俳優・アーティストの星野源が主演を務める映画『引っ越し大名!』(8月30日公開)のメイキング映像が6日、公開された。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。今回公開されたのは、高橋一生演じる武芸の達人・鷹村源右衛門が御手杵の槍を振るう場面のメイキング映像。星野演じる春之介を書庫から引きずり出し無理やり「引っ越し奉行」に据える鷹村の見せ場となっている。彼が仕える松平大和守家に伝わる家宝である御手杵の槍は、日本号、蜻蛉切と並んで「天下三槍」と呼ばれる名槍だが、全長3.8mという巨大さから参勤交代の馬印として使用されるなど「家の象徴」を表す役割が強く、本来は実戦で使用されるようなものではなかったと逸話を持つ。「普通の人なら持ち上げるのもやっと」というほど巨大な槍が、実際に殺陣で使用されているという点も見どころのひとつで、撮影で使用された御手杵の槍もレプリカとはいえ、その重さは数十キロ、振り回して空中でピタリと止めることは至難の技だ。舞台となる江戸時代は、すでに戦乱の世は過ぎ、皆が平和に暮らしている時代。誰よりも武芸を愛し、日々磨いている腕をいつの日か披露することに憧れていた鷹村を演じた高橋が、周囲と協力しながら迫力ある場面を作り上げている。また、この「御手杵の槍」は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」でもお馴染みで、SNSではすでに鑑賞者の間で話題沸騰。「大活躍してた!」「小道具の域を超えて友情出演」「売り出されている」「御手杵 THE MOVIE」「痛快だった」と絶賛の声が相次いでいる。
2019年09月06日音楽家・俳優・文筆家……として様々な才能を見せ、ますます輝く星野源。8月30日から公開された映画『引っ越し大名!』では、時代劇の主演を務める。同作は『超高速! 参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を実写化した作品で、生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの笑いと感動の物語を描く。星野が演じる侍・片桐春之介はいつも書庫にこもりっきりの"本の虫"で、人と接するのが苦手なために「かたつむり」と呼ばれるほど。しかし、幼馴染の鷹村源右衛門(高橋一生)に引っ張り出され、前任の引っ越し奉行の娘・於蘭(高畑充希)の指南を受けながら、“引っ越し奉行”としてすべての采配を取り仕切ることになる。今回は、主演の星野にインタビュー。殺陣などの時代劇らしい見どころもありつつ、予算管理やリストラ等々、現代人にも刺さる内容になっている同作で、星野自身も、春之介に対して共感した部分や「現代っぽい」と感じた部分が多かったという。○■春之介は「すごく似ている」ーー今回星野さんが演じた片桐春之介の印象や、役作りで考えたことを教えてください。ご自身とは似ている部分があったんですか?自分の好きなものがしっかりあって、「それ以外はあまりしたくない」というところがすごく似ていると思います。僕も基本的に、好きなものだけに囲まれていたい。でも社会がそれを許してくれなくて、春之介も同じように苦しむわけです。でも、江戸時代では身分で人を差別するのが当たり前だった時代に、「身分も何も関係なく、どんな人でも一緒でしょう」という彼のスタンスは実はとてもアナーキーだと思うんですよね。そういう思想にシンパシーを感じましたし、日頃ボケーっとしているところも自分に近いものがある。だから「役作りを頑張らなきゃ」という感覚ではなかったです。ーー先日完成披露試写会が行われましたが、みなさんの和気藹々とした感じが伝わってきて。高橋さんのことを「いっちゃん」と呼んでいたのが印象的でした。10年以上前に舞台(2005年『アイスクリームマン』)で共演していたので、そのときの呼び方が続いています。他の皆さんとは、カメラチェンジやポジションチェンジの時間にずっと話して、仲良くなりました。早朝から夜中までずっと撮影するようなスケジュールだったので、待ち時間が多かったんです。くだらない話や、オススメのご飯屋さんの話をしていました。小澤(征悦)さんがあんなに明るい方とは知らなかったですし、対面でお芝居することが多かったので、「楽しい人だなあ」と思いました。ーームードメーカーだらけのように見えました。及川(光博)さんも、(濱田)岳ちゃんも、ムードメーカーでしたね。でも、誰が中心というよりも、みんな自立している感じでした。誰かと誰かが話していて、それがいつのまにか全員になっているような。「俺がひっぱるぜ!」という人が全然いなかったのがいいですね(笑)。「ついてこい!」というタイプの方がいると、周りも気を使って従わなくちゃいけない(笑)。でも、今回はみんながそれぞれ好き勝手に、話したい人と話したいことを話すという場で、居心地がよかったです。ーーそれは主演の星野さんが作り出していた空気でもあったんでしょうか?自分ではわからないですけど、この間、(高畑)充希ちゃんが「言葉に出さないリーダーシップがある」と言ってくれたのは、嬉しかったです。ーー高橋さんとは、久しぶりの共演で何か感慨などはあったんですか?感慨深いというよりは、互いに互いの仕事をずっと見ていて「また一緒に芝居ができて嬉しい」という気持ちが強かったですね。ーー俳優同士として、高橋さんには改めてどのような印象を持たれましたか?ストイックですね。役に対してのアプローチは努力して当たり前、という雰囲気で、見てて気持ちが良いです。○■理想のリーダーは、阿部サダヲーー今回は時代劇の主演でしたが、時代劇ならではの苦労はありましたか?大河ドラマ『真田丸』(16年 徳川秀忠役)に出させていただいた時は、偉い身分の役だったので、所作や着物がしっかりしていましたし、髪型も中剃りで甲冑も身につけなければいけなかったので、とにかく「準備が大変だな」という印象だったんです。言葉遣いもとても厳しい。でも今回の脚本を読んだら、春之介が「見切ります」と物を捨てるシーンで、偉い侍が「ギャーッ!」と叫ぶシーンがあって。今回は原作の土橋さんが脚本を担当されているんですが、それでこう書かれているということは、リアリティラインとしては喜劇なんだなと思って、「面白そう」と臨みました。そうしたら、予想以上に春之介がちゃんとしてなかったんです。所作はもちろん習いましたけど、春之介自体が武家社会からドロップアウトしている人だから、逆にあまりきっちりやらない方がいい。休憩中も着物のまま寝てて良かった(笑)。むしろ、現代劇の人として存在する方が良い、という感じでした。時代劇であんまりない感じの役ですよね。特に”引きこもり侍”って、あまり描かれてきていないと思います。だから、自分の中で春之介をしっかり作っていけたらいいなと思って演じていました。ーー犬童監督も今作は「サラリーマンもの」で、「春之介は理想のリーダー」とおっしゃってましたが、星野さん自身がこれまで仕事してきたなかで、「理想のリーダーだ」と思った方はいましたか?素晴らしいリーダーだなと思ったのが、阿部サダヲさんです。僕も出演させてもらっていますが、『いだてん』(大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』)の撮影って、結構過酷なんです。でも阿部さんはみんなを鼓舞したり、リーダーシップをとったりとか、全然しない。無駄にしゃべらないし、前室でひとりぼっちで出番を待っていたり、お茶を飲んだりしている。でもみんな阿部さんのことが大好きで、阿部さんが芝居の力でその場を引っ張っているんです。演技がとにかく面白いし惹きつけられるので、阿部さんの芝居を見るのが楽しみで、周囲が笑顔になってどんどん触発されて面白い仕事をしていく。自然とみんなの中心になっていくという、理想的なリーダーだと思います。かっこいい人です。「飲みに行こうよ」とか言わないし、すぐ帰るし、余計なことはしない。でも周りを遠ざけたりは絶対にしない。逆に「みんなをまとめてる俺を見て」というようなリーダーだとほんとに大変なんです。ーー理想のリーダー像、やはり春之介に通じるところもあるような気がします。『引っ越し大名!』を見ていると、春之介がかっこいいだけでなくかわいいな、と思ってしまうんですが、星野さんから春之介のキャラクターを見て「かわいい」と思ったところはありましたか?かわいいところ……うーん、自分で演じた役に言うのもなんなんですが(笑)、好きになった人に告白するシーンがあるんですけど、そこがとても変なシーンで。男がこうあらねば、みたいなものがあまりない感じが、すごくよかった。現代的な主人公だなと思います。■星野源1981年生まれ、埼玉県出身。俳優、音楽家、文筆家。13年に映画『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』等に出演し、翌年日本アカデミー賞新人俳優賞など映画賞を多数受賞。ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が社会現象を巻き起こす大ヒットとなった他、アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』、『未来のミライ』で声優を務めるなど、幅広い分野で活躍。音楽家としても多くのヒット曲を発表しており、直近では18年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌「アイデア」を担当。同年12月には5thアルバム『POP VIRUS』をリリースし、オリコン週間アルバムランキングで4週連続1位を獲得する大ヒットを記録した。アルバムリリースを受け開催された5大ドームツアーの映像作品『DOME TOUR “POP VIRUS” at TOKYO DOME』が8月7日に発売されたばかり。
2019年08月31日8月30日公開の映画『引っ越し大名!』は、土橋章宏の歴史小説『引っ越し大名三千里』を原作にもつ時代劇。星野源演じる姫路藩の書庫にひきこもりっきりの侍・片桐春之介が、なりゆきから姫路から大分・日田への国替え(藩の引っ越し)の責任者に任命されたことから始まるコメディだ。その星野の脇を固めるのは高橋一生、高畑充希、濱田岳ら人気俳優陣。中でも高畑は春之介を陰に日向にサポートする引っ越しのエキスパートにして、また春之介の憧れの君でもあるヒロイン・於蘭を好演している。「台本を読ませていただいて於蘭さんのことをすごく好きだなと思ったんですよね。いろんな要素が入り交じっているかもしれないけど、根本的にすごく強くて優しい人という印象を受けたので、あまり考えずに感じるままに演じるようにしました」彼女が於蘭という人物を「感じるままに演じる」ことができたのには、監督・犬童一心とのリレーションがあったようだ。「犬童さんは私がミュージカル『ピーターパン』を演っていた10代の頃からのお知り合いで。ずいぶん前からお互いに『いつかお仕事ができたら』と言っていたんです。私自身、そんなにテンションの高い人間でもないので(笑)、どこか落ち着いている於蘭さんには共感する部分が多くて。私と於蘭さんの共通点を見つけてくれたのは犬童さんならではなんだろうな、と思っています」ただし、高畑が慢心することはない。公開を直前に控えた今も自らの演技にソワソワするという。「映画にせよドラマにせよ、出来上がりがよくて、観てくださった方が喜んでくれているのがわかってようやく気持ちがゼロになれるというか。試写のときに自分の出演作を観て『あー、面白かった』って純粋にスカっとはなれないんです。だから初号試写は特に苦手です(笑)。でも一緒に試写を観た周りのスタッフさんが『楽しめた』と言ってくれているのでホッとしましたし、嬉しかったです」そんな信頼の置けるスタッフ陣から高い評価を得た『引っ越し大名!』という映画を自身はどう観ているのだろう?「時代劇なんだけどとてもポップで、どの世代も楽しめる作品になったなと思っています。リストラなど扱っているテーマはすごく現代的なので(星野)源さんや(高橋)一生さんのファンの方はもちろん、お仕事をなさっているおじさま方にも刺さる作品になんじゃないかな、と思っています」『引っ越し大名!』8月30日公開撮影/高橋那月、取材・文/成松哲
2019年08月31日映画『引越し大名!』(8月30日公開)の公開初日舞台挨拶が30日に都内で行われ、星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、犬童一心監督が登場した。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。美脚がまぶしい膝上スカートで登場した高畑。主演の星野がInstagramを開設したことから、「源さんのInstagramに載りたいです」と希望する。撮影では初めて乗馬シーンに挑戦したというが、「見てる分には軽々乗ってるように見えるんですけど、馬のテンションが上がると想像できない感じでスピードが出ちゃう」と苦笑。「怖すぎて顔が固まってたんですけど、それが映画で意志が強いように映っていたので、安心しました」と振り返った。
2019年08月30日映画『引っ越し大名!』(8月30日公開)の公開初日舞台挨拶が30日に都内で行われ、星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、犬童一心監督が登場した。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。犬童監督は、星野・高橋・濱田について「撮影中に3人が集まってずっと話してるんですよ。何がそんなに楽しいのかなと思って遠くから見てました。こんなに男同士3人で笑顔で」と疑問を提示。及川が「わちゃわちゃしてるんですよ。女子が好きなワードなんですよ」と畳み掛けると、星野は「話の中身はあんまり人前で言わない方がいいやつです」と苦笑した。実際はスピーカーの話やゲームの話で盛り上がっていたというが、「人の悪口」(星野)、「特に岳ちゃんの」(高橋)、「岳ちゃんの悪口目の前で言うという」(星野)とジョークを飛ばすと、濱田は憮然とした表情を見せた。イベントでは、タイトルに合わせて「〇〇大名」と表すことに。及川は星野について「気配り大名。人をやな気分にさせない方だなと初対面の時から思ってました。穏やかなコミュニケーションを取る方だなって」と表現。星野ら3人が"わちゃわちゃ"している時に及川が1人の姿を見て、話しかけに来てくれたという。また高橋は濱田に「難癖大名。難癖ばっかりつけてきて。とにかく萎縮して萎縮して……」と落とし込むと、濱田は「そう来たか」と一触即発の雰囲気に。しかし星野が「これで仲良いのがすごいですよね」としみじみすると、2人は笑顔を見せ、濱田は「今、源さんいなかったら僕ら炎上してましたよね」と、高橋と笑い合っていた。高畑から及川は「扇風機大名」、濱田から星野は「クソ優しい大名」、犬童監督から高橋は「腕組み大名」とそれぞれ命名される中、星野は高畑について「肉大王」と言ってしまい、「なぜ俺は大王と……」と崩れ落ちる。焼肉を食べている時の威勢のいい高畑の様子を紹介すると、高畑も「野生が止まらないです」と認めていた。この日は公開初日を祝って鏡開きが行われたが、中に入っていたのは「引っ越しそば」。箸でそばを持ち上げた星野は「僕はなんか割と普段よくやってるCMの感じがするんですが……」と苦笑し、客席からも「どん兵衛だ!」と声が上がっていた。
2019年08月30日音楽家としてはもちろん、俳優、文筆業もこなす星野源。その彼の、実に6年ぶりの主演映画が『引っ越し大名!』だ。実際に江戸時代に行われていた国替え=引っ越し。その理由は様々だが、ささいな出来事をきっかけに国替えを命じられた藩のドタバタを描いた本作。“引きこもり”で“コミュ障”という時代劇としてはちょっと特殊な主人公・片桐春之介を演じている。時代劇だけど“喜劇”だから「やりたい」そのタイトルからイメージする通り、コメディであり、時代劇でもある本作。星野さんの“時代劇”への出演は2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」以来となる。「『真田丸』の徳川秀忠は身分が高いので、所作や衣装の着物などもしっかりしていました。頭も中剃りで甲冑を着たりもして。時代劇は“とにかく大変”という印象だったんです。だから時代劇はしばらくやらないように(笑)しようと思っていたら、このお話をいただいて。『きた!大変だ、時代劇だ』と思ったんですけど、まずは脚本を読ませていただきました」。「実際にはこのシーンはなくなったんですけど、僕が演じた片桐春之介が『見切ります!』って言いながら、モノを捨てていくときに、捨てられた人が悲鳴を上げるんですけど、そのときのセリフが『ギャー!』ってカタカナで書いてあったんです(笑)。脚本は原作者の土橋章宏さんなんですけど、原作者の方がこうやって書いてらっしゃるということは、江戸時代の当時の引っ越し、国替えがテーマになってはいるけれど、リアリティラインとしては、時代劇というよりは喜劇なんだと思って、“やりたい”と」。「それでお引き受けしたら、春之介は思っていた以上に、ちゃんとしてない(笑)。どちらかというと社会からドロップアウトしちゃっている人なので、所作や服装をちゃんとしすぎない方が良かったんです。だから衣装のシワも大事なので、休憩時間も横になっていても怒られませんでした。そういう意味ではすごく気が楽だったんです。時代劇だけど、普通の現代劇の人としていた方がいいだろうなという感覚でした。いわゆる、時代劇の形式美みたいなものは、僕以外のキャストのみなさんが担ってくださっていたと思います(笑)」。主役然としなくても、自然と周りがついてくるその人柄と魅力主人公とはいえど、星野さんが演じた春之介は“引きこもり”で“コミュ障”。そんなキャラクターの行動一つ一つが本作の“面白さ”を牽引している。「もう脚本の時点で面白かったので、そこに何かを付け加えることはしない方が良いだろうなとは思っていました。今回の共演者のみなさんも、急に変なことをする人がいなかったので良かったな、と(笑)。でも(濱田)岳ちゃんはプラスしてやっていたのがすごく素晴らしかったです」。「『引っ越し大名!』というタイトルがすでに、なんだか面白いですよね。でも脚本を読んで、最終的にすごく感動したので、そこをしっかり作っていきたいという気持ちが強かった。状況やキャラクターたちの性格から生まれる面白さ。だから目先の面白いことをやるよりも、一つ一つのシーンを真剣に作っていって、その中で自然に生まれる面白さを監督やみなさんに撮ってもらいたいと思っていたんです」。時代劇ならではの大変さはなかったとしても、その撮影現場自体はかなり過酷だったと言う。「京都で撮影していたんですが、気候的にも厳しい時期で、まだ寒さが残っている時期から一番暑いときにかけての撮影だったんです。しかも早朝から深夜まで必死に撮影していました」。「引っ越し唄のシーンも、しんどかったなぁ(笑)。歌いながら移動するだけなんですけど、山の中で全く日よけがないような場所だったので、太陽に照らされながら撮影する、という状況だったんです。丸一日かけて撮ったんですけど、もう、日が暮れたのに撮ってる、みたいな(笑)。昼間のシーンを夜になっても撮影していたので、“使われないだろうな”と思っていたら、案の定、使われてなかった(笑)」。そんな中でもカメラチェンジやポジションチェンジなどで待ち時間も少なくなかった。「そういうときは、ほかのキャストのみなさんと話しながら待っている、という状況でした。だからずっとくだらない話をしてましたよ。完成披露試写会のときのような、みんなが好き勝手なことを話しているような(笑)。誰が中心になってというよりも、みんなが自立している感じだったんです。誰かと誰かが話している隣で、また別の誰かと誰かが全然違う話をしている。それがいつの間にか全員で同じ話をしていたりして。自分も含めて“ここは俺が引っ張っていくぜ!”みたいな人がいなかったんですよ。だからすごく居心地が良かった」。“諦めの悪さ”がもたらすリーダーシップ最初は“引きこもり&コミュ障”の春之介だが、引っ越し奉行となったことで徐々にリーダーシップを発揮し始める。「春之介と似ている」と言う星野さんの“リーダーシップ”について聞いてみた。「うーん…。僕自身は、リーダーシップを取ろう、みたいなことはあまり思ったことがないので分からないですけど、こうしたら一番良いんじゃないの?ということはあるので、そういう意味では、春之介の『諦めない』ところが似ているのかもしれないです」。「何か困難に直面したときに、それを打開するアイデアがちゃんと出るまでずっと考える。こっちを立てたらあっちが立たず、みたいなことって、特にこういう仕事をしていると日常茶飯事なんですけど、それでも僕はどちらも立つまで考えたいと思うタイプです」。「問題が起きたら、何をどう解決して、どういうアイデアを持てばそれが良い形で実現するのか、そういうことをずっと考えちゃうんですよね。だから考えるのが好きなんだと思うんです。そういう諦めの悪さ、みたいなものはずっと持っているので、もしかしたらそこが、何かを引っ張っていくことに繋がったりすることもあるかしれないですね」。犬童監督に「いま、この役を演じられるのは星野源しかいない」と言わしめた星野さん。本作への出演が彼の俳優としての幅を広げたことは間違いない。(text:Ai Takatsuka/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:引っ越し大名! 2019年8月30日より全国にて公開©2019映画「引っ越し大名!」製作委員会
2019年08月28日主演作『雪の華』のヒットも記憶に新しい若手女優・中条あやみの新たな主演映画『水上のフライト』が来年に公開決定。負けを知らない人生を歩んできた無敵のヒロインを演じる。本作は、『超高速!参勤交代』などの脚本を手掛ける土橋章宏が、自ら描きたいと強く熱望し、企画・脚本をTSUTAYA CREATORS’PROGRAMに応募、審査員特別賞受賞作品となった作品を映画化。将来を約束された有望スポーツ選手として活躍していた遥だったが、不慮の事故により下半身麻痺に。将来の夢を断たれ、人生初めての挫折に心を閉ざすが、ハンディキャップを障がいではなく、個性として捉える人たちとの出会いによって、人を寄せ付けなかった彼女が新たなパラカヌーという夢にたどり着き、逆境の中、自らの道を切り開いていくヒロインを描く。本作は、実在するパラカヌー日本代表選手・瀬立モニカとの交流を通じ作り上げたオリジナルストーリー。観る者の心の奥底に届く、1人の女性の成長を描く青春ヒューマンドラマとなっている。この遥を演じるのが、主演の中条さん。『覆面系ノイズ』ではギターに初挑戦、「白衣の戦士!」では元ヤン新米看護師に挑戦した中条さんが、今作では車椅子やパラカヌーといったかつてない役柄に挑む。「心細い時にパラリンピックを見て感動と勇気を与えてもらった」と言う中条さんは「『ゴールする』という事には、色んな形の素晴らしい物語があると思います。今この作品に携わらせて頂いている事に感謝の気持ちを抱きながら、キャストやスタッフの皆様と力を合わせて頑張りたいです」と意気込みを語っている。なお、監督は『キセキ -あの日のソビト-』の兼重淳が務める。『水上のフライト』は2020年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年08月28日大ヒットを収めた土橋章宏の傑作時代小説「引っ越し大名三千里」を、『のぼうの城』を手掛けた犬童一心が監督を務め映画化する『引っ越し大名!』から、本編映像が解禁となった。今回解禁された本編映像には、引っ越し奉行・片桐春之介演じる星野源、前任の引っ越し奉行の娘・於蘭演じる高畑充希ら豪華キャストが映画オリジナル曲“引っ越し唄”を大合唱する様子が収められている。姫路から大分への引っ越し道中を映し出したこのシーンでは、星野さんを先頭に藩士らが列をなし、和気あいあいと歌い歩く姿が確認できる。引っ越し唄は準備パートから出発パート、道中パートとストーリーの過程で引っ越しの進み具合とリンクしながら、所々で聴くことができる。楽曲は、脚本開発中に犬童監督のアイディアによって生まれた映画オリジナルのもの。歌詞を原作者であり脚本を担当した土橋さんが制作、振り付けを犬童監督の『のぼうの城』で主役を務めた日本が誇る狂言師・野村萬斎が担当している。道中のシーンは夏に差し掛かった季節に撮影していたということもあり、大変過酷な現場だったそう。星野さんはこの撮影に関して、「朝から晩まで一日中撮影していて、角度を変えて何度も何度も撮影したので、非常に過酷でした」と当時をふり返っている。歌唱力に定評のある高畑さんと歌手としても活動する星野さん。この2人の歌声を聴くことができる大合唱シーンは本作の見どころの1つとなっている。ぜひ大きなスクリーンで堪能してみて。『引っ越し大名!』は8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:引っ越し大名! 2019年8月30日より全国にて公開©2019映画「引っ越し大名!」製作委員会
2019年08月20日俳優・アーティストの星野源が主演を務める映画『引っ越し大名!』(8月30日公開)の"引越し唄"本編映像が20日、公開された。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。この度公開されたのは、劇中で星野源、高畑充希といった豪華キャストが唄う映画オリジナル曲”引っ越し唄”の本編映像。この楽曲は脚本開発中に犬童監督のアイディアによって生まれた映画オリジナルのもので、歌詞を原作者であり脚本を担当した土橋章宏が制作し、日本が誇る狂言師・野村萬斎が振り付けを担当している。今回解禁されたシーンは姫路から大分へ引っ越し道中のシーンだが、引っ越し唄は準備パートから出発パート、道中パートとストーリーの過程で引っ越しの進み具合とリンクしながら所々で聴くことが出来る。道中のシーンは夏に差し掛かった季節に撮影していたということもあり、星野もこの撮影に関して「朝から晩まで一日中撮影していて、角度を変えて何度も何度も撮影したので、非常に過酷でした」と振り返った。
2019年08月20日近年、邦画の中で目立つのが、主役級の豪華キャストでエンタメに振り切った時代劇を映画化していること。8月30日公開の『引っ越し大名!』も、エンタメ時代劇らしく主演・星野源をはじめ注目キャストが勢ぞろい!気弱草食系、超体育会系、義理人情に厚すぎな武士から、気品と色気を振りまく殿まで…個性が豊かすぎる登場人物たちが活躍する本作では、あなた好みのメンズ探しも楽しみ方の1つだ。ドラマ、コメディ、ラブストーリー、ホラーと様々なジャンルの映画がある中、時代劇というとちょっと身構えてしまう人も多いかもしれない。とはいえ、近年の時代劇といえば『清洲会議』や『殿、利息でござる!』『超高速!参勤交代』シリーズといった豪華俳優陣の出演、よりエンタメに寄った作風で観る人を選ばないジャンルとなってきている。『引っ越し大名!』もそんなエンタメ娯楽時代劇らしく、星野さん、高橋一生や高畑充希といった人気俳優が勢ぞろいし、参勤交代よりも莫大な費用と労力のかかる一大プロジェクト・お国替え(引っ越し)を成功させるべく大奮闘。その様子はもちろん必見だが、豪華キャストたちが肩を並べて個性豊かな登場人物を演じるからこそ、「推しメン」を見つける楽しみもある。ポテンシャルは高かった!? 藩一番の気弱草食系男子・片桐春之介/星野源音楽家、文筆家、俳優と様々な活躍を見せ、国民的な人気を誇る星野源が演じるのは、人とのコミュニケーションが苦手な書庫番・片桐春之介。“お国のために仕えるのが武士の役目”という時代に書庫にひきこもって本ばかり読んでいる、姫路藩いちの気弱男子ともいうべき男。しかし、先日行われた完成披露舞台挨拶でも星野さんは「春之介は(高橋さん演じる)鷹村に引きずり出されて引っ越し奉行になりますが、そこで大好きだった本の知識が生きてきて、自分の好きなものをそのまま逃さないで、それを生かして成長していくというストーリーは時代劇では見たことがないのですごく面白い」と熱く語った通り、春之介は引きこもりとからかわれていたころに蓄えた知識で引っ越し奉行の様々な困難に立ち向かっていく。藩一番の気弱男子だった男が成長していく姿には、多くの人が勇気付けられること間違いなし!さらに、当初は姉さん女房的キャラの於蘭(高畑さん)にタジタジの草食系男子だった春之介の恋愛面での成長も見逃せない。いい意味で空気は読まない!? 超体育会系の御刀番・鷹村源右衛門/高橋一生劇中で春之介の成長が描かれるなか、「鷹村という役は最初から最後まで一切成長しないし、徹底して良い意味でバカな役(笑)」と犬童一心監督に言わしめる超体育系の御刀番・鷹村を演じるのは高橋一生。空気を読むのが大得意な、ドラマ「凪のお暇」我聞慎二とはまるで正反対のキャラのよう。豪快な性格で声が大きく、幼なじみで引きこもりの春之介を書庫版から引きずり出して「引っ越し奉行」に推薦した張本人だが、「お前は頭を使い、俺はこの身体を動かす!」と、春之介の力になることも決して惜しまない男気溢れる人物だ。日頃から鍛錬を怠らないであろう鷹村を演じるにあたり、普段のスーツが合わないくらい鍛えに鍛えて撮影に臨んだという高橋さん。完成披露舞台挨拶でも、共演の及川光博に「とにかく一生くんがかっこよかった!」と太鼓判を押された大立ち回りのシーンだけでなく、高畑さんからも「美しすぎる」と絶賛されていた所作にも注目したい。義理人情に厚い和ませ役、勘定頭・中西監物/濱田岳移動人数10,000人、距離600kmの大規模な引っ越しにおいて、星野さん演じる春之介たちが最も苦戦する問題は予算が足りないこと。春之介は当初、勘定奉行である佐島竜五郎(正名僕蔵)から費用の工面について丸投げされるという悪魔的パワハラにあうのだが、あまりにも理不尽な上司の佐島の態度を見かねて登場するのが、濱田岳演じる勘定頭の中西監物だ。不器用なりに懸命に務めを果たそうとする春之介に心打たれ、手を差し伸べる義理人情に厚い人物で、鷹村(高橋さん)にさらりとツッコミを入れる場の和ませ役でもある。演じる濱田さんについて犬童監督は「若くして、ベテラン、もはや名優の気配」と絶賛、その演技に撮影中は何度も笑ってしまったそう。「星野源、高橋一生、高畑充希、この三人の演技を見てるだけでお腹いっぱいなのに、さらに濱田岳も加わる最強のカルテット」と監督も太鼓判の実務チームにもご注目!気品と色気を同時に振りまくお殿様・松平直矩/及川光博本作の原作、脚本を務めた土橋章宏が「(松平)直矩の気品、色っぽさは及川さんしかいない!」とキャスティングを熱望していた及川光博が演じる松平直矩は、生涯7回もの引っ越しを命じられた悲哀の大名。しかし、当の本人はというと苦労が絶えない割には恋もしっかり楽しんでいる様子で、飄々としながら気品と色気を振りまく姿はいまもなお多くのファンを虜にする及川さんにしかできない演技といえよう。及川さん自身、完成披露試写会では「エロ殿」と自己紹介していた直矩だが、もちろん部下である藩士たちを想う気持ちは誰より強い、よき藩主である。可愛さもありながら人望も厚い、という奇跡の殿といえそうだ。『引っ越し大名!』は8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:引っ越し大名! 2019年8月30日より全国にて公開©2019映画「引っ越し大名!」製作委員会
2019年08月04日俳優・アーティストの星野源が主演を務める映画『引っ越し大名!』(8月30日公開)の場面写真が2日、公開された。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。今回公開されたのは、武芸の達人・鷹村源右衛門を演じる高橋一生の場面写真。豪快な性格の鷹村は、星野演じる引きこもり侍・片桐春之介の幼馴染として、春之介を書庫から引きずり出し無理やり「引っ越し奉行」に据えるが、「お前は頭を使い、俺はこの身体を動かす!」と自らも身を切る覚悟で春之介を支えていく。そんな鷹村の見せ場が、彼らが使える松平家に家宝として伝わる「御手杵(おてぎね)の槍」で戦う大立ち回りのシーンで、日本号・蜻蛉切と並び「天下三槍」と呼ばれた名槍の1つ・御手杵の槍(レプリカ)を振り回す。元々御手杵はその大きさ、重さから普通の人間ではおよそ実践で使えるような代物ではなかったそうで、高橋自身も普段着ているスーツが合わなくなるくらい、体を鍛えて撮影に臨んでいたという。高橋は、先日行われた完成披露舞台挨拶でも「3m強ある槍なんですが、それが重くて。振り回してぴたっと止めた時は大変でした」と撮影時の苦労を語る。犬童一心監督は「振り切ってやってもらいたかったんです。おそらく一生さんは脚本を読んだ時に、単純なキャラだけどこれはやりようによっては相当面白い役になるって気が付いてくれたんじゃないかな」と印象を明かした。現在放送中のドラマ『凪のお暇』(TBS系 毎週金曜22:00〜)で主人公の凪(黒木華)の元カレ・慎二を演じ、大きな話題を呼んでいる高橋。凪のことを愛しつつモラハラに走る慎二を演じる高橋だが、『引越し大名!』では打って変わって豪快な姿に大きなギャップが。また、この「御手杵の槍」は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」でもお馴染み。3日より東京・天王洲銀河劇場で上演されるミュージカル『刀剣乱舞』 ~葵咲本紀~にも登場するなど、現在話題の一振りとなっている。さらに2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』では、高橋演じる小野政次の最期が「槍ドン」として話題を呼んだこともあり、「高橋が御手杵の槍を振り回す」ことが同作の物語を超えた見どころとなっている。
2019年08月02日映画『引越し大名!』(8月30日公開)の完成披露試写会が23日に都内で行われ、星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、小澤征悦、正名僕蔵、飯尾和樹(ずん)、犬童一心監督が登場した。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。主演の星野は、周囲から「かたつむり」と呼ばれ、読書好きで書庫番として引っ越し奉行に任命される引きこもり侍・片桐春之介を演じる。春之介の幼馴染であり武芸の達人・鷹村源右衛門を高橋、実在する大名・松平直矩を及川が演じた。撮影の思い出を聞かれた星野は「淡路島ですね」と即答。「最後の結構大変な殺陣シーンがあって、いっちゃん(高橋)がすごく頑張ってくれてるんですけど、砂浜で殺陣をやるんで、みなさんへとへとな状態で。その中でお殿様(及川)はずっとカゴの中にいるので、激アツ」と明かした。去年の猛暑にやられていたという及川だが、「とにかくかっこよくなかった? 一生くん。めちゃめちゃかっこいいよ」と絶賛。日本号、蜻蛉切と並び「天下三槍」と呼ばれた名槍の1つ・御手杵の槍(模擬刀)を使った殺陣シーンに挑戦した高橋は、「槍が重すぎてですね。見ていただけるとわかると思いますけど、3mほどの槍で、先端に行けば行くほど、金属で重い」と苦労を語る。「重みがあるので、振り回している最中に砂浜にズボッと刺さった瞬間は、怪我をしないかと思って、どきどきしながら撮影しました」と振り返った。
2019年07月23日