佐藤勝利&高橋海人、「理不尽に抗う物語」に考える自分たちの役割
佐藤:いいこと言ったよ。
――作品について、プレッシャーはありましたか?
佐藤:大きなプロジェクトですし、映画・ドラマ・Huluという3つの媒体で展開することは初めてなので、プレッシャーはもちろんあります。でもプレッシャーって、限られた人にしか味わえない貴重なものだと思っているので、大変だけど、僕は好きです。
高橋:(見てる)……またかっこいいパターンか。ずっとこの感じか。順番が逆かな?(笑)
佐藤:(笑)
高橋:最初に脚本を読んだ時は、「初めて出る映画でこんなにいっぱいセリフをもらって、大丈夫なのかな」というプレッシャーがありました。主役に1番近い存在で、創楽に影響を与えないといけないから、いろいろ考えてやることが、プレッシャーでありつつも楽しくて。自分の役を吸収してどれだけ楽しくできるかなということは、考えました。
「初めて」ということを大事にしてて、完璧であることよりも、楽しくやることを心がけました。
○■互いの印象は変わった?
――存在感の薄い創楽、空気を読まない中弥というキャラクターでしたが、お二人ともご自身との共通点や違いは感じていたんですか?
高橋:中弥は考えてやってるわけじゃなくて、根っからのバカなんです。