くらし情報『光を変えて生活を楽しむという文化を浸透させる - パナソニックがLED電球「明るさ・光色切替えタイプ」に込めた狙いを聞く』

2014年6月30日 15:50

光を変えて生活を楽しむという文化を浸透させる - パナソニックがLED電球「明るさ・光色切替えタイプ」に込めた狙いを聞く

また、年齢層別のターゲットという点では、ダイニング向けはファミリー世代、浴室向けは若い世代を対象に、廊下向けは安全、安心を重視するシニア層といったように捉えることもできます。

●光の質と人間の心理は想像以上に相関がある
―― 28%というLED電球の普及率については、頭打ち感のようなものを感じていたというわけですね。

西浦 どうしても、アーリーアダプター層の購入が一巡した時点で、一度伸び率は鈍化しはじめます。LED電球はそうしたタイミングに入ってきた。「経済性」という観点だけでLED電球を購入していただけるお客様には、ほぼ行き渡ったのではないかと考えています。つまり今後、普及率を高めて行くには、省エネや長寿命という価値に加えて、新たな価値提案が必要になってくる。スイッチひとつで灯りを切り替えられるというのは、技術的にはすぐに可能でした。

しかし、それを価値として認めてもらえる提案はなにかということが大切。
単に明るい、暗いに切り替わるだけでは価値がありません。では、切り替えたときにお客様がメリットを感じるものは何か? そこで行き着いたのが、明かりによって生活をより楽しく、安心に過ごせるといった提案だったわけです。

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