経済キャスター・鈴木ともみが惚れた、”珠玉”の一冊 (13) 契約者が主役の”保険選び”とは? 大寄昭生氏著『「保険」は比べて買いなさい!』
実はそうした状況は、契約者側にとっては、とても不利なことなのではないでしょうか? その答えが今回ご紹介する『「保険」は比べて買いなさい!』で解説されています。
ただ「保険を比べる」と言っても、素人の私たちには困難な技です。
そこで、著者の大寄昭生さんは、「保険を比べて買える場所=保険ショップ」の展開を広めているのだそうです。
大寄さんに具体的に伺いました。
「私は大学を卒業後、アパレル業界に入りました。
その後、友人からの誘いで外資系保険会社での営業を経験し、専属代理店での営業、コンサルティング会社でJA共済や大手生命保険・損害保険会社へのコンサルティングや営業指導などを行い、現在は、複数の保険会社の商品を取り扱う「保険ショップ」のフランチャイズチェーン本部を運営しています。
20年近く保険業界を見てきましたが、他の業界と比べて、まだまだ閉鎖的であるというのが実情です。
そもそも保険は入るものではなく、「買う」ものです。
例えば、私たちは電化製品を家電量販店で買うわけですが、様々なメーカーの製品の中から、どれが一番安くて優れているのか、自分たちで選択することができます。