理系のための恋愛論 (445) 「好き」といわれて付き合ったものの…ということ、ありませんか?
と思い、すぐに電話をかけ直したり、メールに返信したりしていなかったから。
デートの約束をしていたのに、仕事や男友だちとの約束を理由にドタキャンを繰り返していた。
といったことが原因で、そのため、会えばケンカになってしまう場合が多いのではないかと予想されます。
どうしてこういったことが起きてしまうのかというと、やはり、「彼女のほうが自分を好きだからこの恋愛が始まった」という気持ちが心の奥底にあって、つい彼女に冷たくしたり、何でもガマンしてくれるだろうと思い込んでしまったりする。
そんな「甘え」が男性の中にあるのかもしれません。
恋愛関係は、公平で平等であってほしいと誰もが理想を抱いているでしょうけれど、なかなかそういうわけにもいかず、ほれた弱みのせいで、どちらか一方が弱い立場に立たされてしまうケースは多々あるものです。
彼女が自分のことを「好きなんだから」という強気な思いは、彼女にとっては惚れた弱みになってしまい、どうしても彼女が一方的にガマンや忍耐を強いられてしまう。
それは仕方のないことかもしれませんが、こういった状態をずっと続けていると、彼女もどんどん疲弊していって、この恋愛がいやになってしまうことにもなりかねません。