「感情豊かに表現」で英語コミュニケーションがスムーズに - 安藤美姫インタビュー
でも、コーチに言われたことがきっかけで、生きた英語を友達から学ぶようになったんです。
2007年ごろからは、通訳なしで、海外メディアからの取材を一人で受けられるまでになりました。
当時は、「英語喋れてる」と思っていましたが、今振り返ると、一度頭の中で考えながら英単語を選んでいたので、つたなかったと思います。
2010年ごろからは、海外メディアからの取材でもスムーズに話せるようになっていました。
自分で当時のインタビューを見比べてみても、かなり上達したことが分かります。
英語が話せるようになったことで、海外での生活がとても楽しくなりました。
言葉の壁がなくなって、アメリカや海外の文化に触れられる機会が増えましたし、交流がなかった選手と仲良くなることもでき、視野が広がりましたね。
■英語では気持ちをストレートに表現することが大事――海外生活をして、日本との違いを感じたことを教えてください。
アメリカに行く前、日本では「安藤美姫がいる!」と注目されるけど、相手も遠慮がちに接してくるので、精神的に疲れてしまっていたと思います。
でも、アメリカだと、世界チャンピオンが来てくれてうれしい」