「感情豊かに表現」で英語コミュニケーションがスムーズに - 安藤美姫インタビュー
とリスペクトしながらも、本当にフランクに話しかけてくれるので、気持ちが楽でした。
こんな感じで、欧米人は感情をストレートに表現します。
元々私も、日本人にしては感情を表に出す方だったのですが、アメリカのホームステイ先の方に「美姫、感情出して!」と言われたことがありました。
それまで、「どちらでもいいです」、「大丈夫です」といった曖昧な返事など、日本人特有のオブラートに包んだ表現で喋っていたのが、原因でした。
日本人のいいところではあると思うのですが、アメリカでは逆に相手を戸惑わせるようです。
また、日本人は悪い時は「もっとこうしてほしい」と注文を出すけど、いい時は何も言わないですよね。
私も、衣装を作ってもらって、気に入った時にあまり意見を言わないと、担当の方が「衣装が気に入らなかったのかな」と不安に思われたという経験があります。
そんな経験から、欧米では、「Yes」「No」をはっきり伝えないと信頼関係が築きにくいということを実感しました。
■感情やシチュエーションと言葉をリンクさせることが実用的な英語を身につけるコツ――相手に伝わる英語を話すコツを教えてください。
大事なことは、感情をそのまま表現することだと思います。