理系のための恋愛論 (449) 恋愛における「とっさの判断」の重要性
と思ってもらえるはずで、一石二鳥です。
また、これは男性も同じだと思いますが、女性は相手の男性にいつも「完璧」を求めているわけではありません。
完璧そうにみえる人の欠点や弱点、ちょっと困ったところ、痛い行動を見て、「かわいいところもあるんだ」「無表情だけど、実は照れていたんだ」と思い、ホッとするものなのです。
仕事のトラブルや、災害などが起きたときには、冷静沈着に判断する男性は頼もしいものですが、恋愛のとっさの場面では、緊張してドジな感じになってしまったり、赤面して言葉に詰まったり、恥ずかしい行動もアリなのです。
どちらかというと、自分のいいところを見てもらおうとする、格好つける方向ではなく、弱点を見せてしまったり、顔を赤らめたりするところが見え隠れしたほうがいいのです。自分的には、「いいところを見せられなかった」「自分をアピールできなかった」「これは失敗」と思った行動のほうが、かえって恋愛ではうまくいくこともある。
そんなふうに思って、気楽にいつもどおりの自分でいると、恋愛のとっさの判断を誤らずに済むかもしれません。
ぜひ、照れ屋な自分、緊張してしまう自分を隠そうとせず、ムリしないで、とっさの判断をいつもの自分で行ってほしいものです。