消費増税に備える! 柳澤美由紀の”生活防衛術” (6) 「ザル家計」から脱出するには? - 予算範囲内で暮らすための”5つのコツ”
を確認しながら、大切に使ってください。
自信がないと思ったら、財布にキャッシュカードを入れないこと。
使えない状況にしてしまえば、なんとかなります。
遠足のとき、学校指定のおこづかいでどんなお菓子を買うか、わくわくしながら買物をした経験はありませんか? お店に100円を握りしめて、「しーちゃんが好きなチロルチョコを2つ買って分けっこしよう」とか、「袋菓子だったらみんなと一緒に食べられるよね」などと言いながら、遠足をめいっぱい楽しく過ごせるように工夫したはずです。
このように目的と予算が決まっていると、買物のクオリティーは上がります。
月10万円でなんでもかんでも支払うよりも、「食費と日用品3万円、こづかい3万円、交際費1万円、医療費や交通費などのその他3万円」などと4つに分けて管理しておくのがベストです。
あとどれくらい残しておけば大丈夫かがわかりやすくなり、価値あるお金の使い方ができるようになります。
予算の範囲内で収まるようにした結果余ったお金は、やりくりを工夫したあなたへの報酬です。
それを半年間貯めておけば嬉しい臨時ボーナスになります。
楽しさ倍増ですね。
自分のことを大切にしてくれる人と一緒にいると、心地よいですよね。