消費増税に備える! 柳澤美由紀の”生活防衛術” (6) 「ザル家計」から脱出するには? - 予算範囲内で暮らすための”5つのコツ”
お金も一緒で、感謝の気持ちを込めて大切に使っていると、手元に残ってくれます。
袋分けをするときやレジでお金を払うとき、「ありがとう!」と言ってみてください。
小さい声でも心の声でもかまいません。
それが言霊となってお金に伝わり、無駄遣いが自然と消えていきます。
クレジットカードは便利な商品です。
使った都度家計簿を付けて、後いくら使えるかを意識して暮らせる人であれば、どうぞジャンジャン使ってくださって結構です。
でも、使った金額を毎日付ける時間がない、面倒くさいという場合は、どうぞ財布から取り出してください。
旅行費用や家電製品、バーゲンなどのまとめ買いなど、たまにしか使わない大きなお金を支払う場合は使ってもいいのですが、食費などの普段の買物に使うのは避けましょう。
カードの場合、預金口座からお金が差し引かれるのは早くても翌月です。
お金が出て行くタイミングがずれるので、家計管理が複雑になり、いくら使ったのか、あといくら使えるのかがわかりにくくなります。
洋服や家族の誕生日祝いなど、たまにしか使わないお金は毎月ではなく1年間の予算として予算を立てておくと、やりくりのストレスは軽減します。