新潟っ子ならド定番。新潟のソウルフード「イタリアン」ってなんだ?
濃厚なトマトソースにからんだ、コシのある焼きそばの歯触りが、口いっぱいに不思議なハーモニーを生み出すのだ。
これで値段は320円。
道行く人たちが、なぜ「おやつ」と呼んでいたのかうなずける。
また、フォークで食べるのもここの特徴だろう。
そして、その脇には「白い」紅ショウガがこっそりとたたずんでいたのだった……。
2大勢力の片方ばかりを食べても比較にならない。
ゆっくり味わいたい気分に後ろ髪をひかれつつ、もうひとつの「Friend」へと向かうことにした。
こちらも「みかづき」同様、「イタリアン」のスタイルに違いはない。
しかし、決定的な違いはそのソース。
トマトベースの「みかづき」に対して、こちらはミートソース。
「イタリアン」の濃厚さと比べると、味の深みで勝負している感がある。
はしで食べるスタイルなのだが、中細めんなのでつかみやすく、また見た目よりもスッと腹におさまっていく。
ひき肉たっぷりのソースとの絡みもバツグンだ。
さらに、中華めんとの相性からなのかもしれないが、ギョーザとのセットが人気商品となっていた。
どちらの店も、焼きそばとパスタの風味を同時に味わえるお得なグルメ、というのが調査後の感想だ。