ポール神田の世界は英語でつながっている! (3) 10年後のNipponをイメージしてビジネス英語とつきあおう!
かつてのブラジルの移民政策と同じだ。
しかも人口ピラミッドの底辺を作るわけだから相当数の移民を受け入れざるを得なくなる。
特に工場や物流やサービス分野の労働集約産業だろう。
ボクの計算では、30%(3600万人)くらいの移民が必要だ。
現在の日本で見かける外国人の3.5倍の外国人がいる世界を想定すると、もはや「日本」は「Nippon」という全く新しい国になろうとしていくのがイメージできる。
中国やインドのたった5%の人が超のつくほど優秀だったとしよう。
それだけですでに日本人のすべて1.2億人分の優秀な人がいることになる。
人口の母数の差はそれだけ大きい。
そして自国のGDPがブレイクするまでには時間がかかる。
それまでに、高度なサービス化、高賃金化した日本に最後のビジネスチャンスを求め世界から続々と移民がやってくるのだ。
Nipponはそれらの者に働いてもらわないと動けない。
そこで、あなたはどうするのかが問題だ。
■日本ではなく、アジア全域をマーケットとする時代アジアの国々は、外貨を得るための観光地では、誰もが英語をしゃべる。
かつて日本の戦後の子供たちもUSアーミーからチョコレートをもらうためには英語をしゃべってきた。