静岡・河津七滝ループ橋はジェットコースター? ループの謎にせまる
散策路が整備されてからは、1時間もあれば7つ全てを巡ることができるようになった。
初景(しょうけい)滝、へび滝、釜滝、えび滝、かに滝、出合(であい)滝、大滝の順番で回るのが通常ルートで、一番立派なのが大滝だ。
高さ30メートル。
滝壺の横、しぶきが掛かるような場所には古くから露天風呂があり、その奥には岩盤を掘り抜いた洞窟温泉がある。
なかなか野性的な観光スポットだ。
さらにループ橋を超えると、河津温泉。
正式には河津温泉郷といわれたりもするように、七滝・大滝温泉、湯ヶ野温泉など7つの温泉からなる街が現れる。
圧巻は峰温泉の「東洋一の大噴湯(だいふんとう)」。
毎分600リットル、100℃の温泉がいつでも噴き上げている自噴泉(じふんせん)である。
現在では峰温泉大噴湯公園として整備されており、足湯もある。
火・金を除く毎日、1日7回、約30メートルまで吹き上がる湯を見ることができる。
河津ループ橋を通過するだけで、ここに立ち寄らないのはもったいない。
近くを通る際にはぜひ、訪れてほしい。
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