ポール神田の世界は英語でつながっている! (7) 米国でパトカーに追いかけられ手錠をかけられた話
それが、1台、2台だったら、いいが、10分おきくらいにそんな目に逢った。
最初はアメリカ人って、とっても意地悪な国民なんだと思っていたが、翌日、オフィスでその事を話すと、みんなが全員そろって「Oh My God!」の表情だった。
OMGだ! 「おう!なってこったい!」というホウレン草のポパイのフレーズそのものだった。
「CAR POOL」というのは、優先道路であり、人を2人以上Pool(貯める)することによって優先して走ることができるフリーウェイだということを初めて説明されて理解した。
だから右車線は混在していて、左車線が空いていたのか……。
恐ろしい……日本の追い抜き車線で停車して仮眠していたようなものだ。
ボクは関西出身だ。
実は関西では、「駐車場」のことは「モータープール」と呼んでいる。
「プール」イコール、クルマを停めるスペースの意味なのである。
それ以降、米国の「CAR POOL」は「モータープール」でない話は、毎度、ボクの米国での失敗談のつかみになっている。
■手錠をかけられ、拳銃で頭をねらわれた日さらに、文化の違いはホントに怖い目に会ってしまう。
サンフランシスコからサンノゼへの帰り道、ボクは眠たさを我慢しながら、101号線のフリーウェイを60マイルの制限速度ピッタリで走っていた。