愛知県の女子高生に聞く、名古屋の恋愛成就スポット「恋の3社めぐり」とは?
信仰の水である霊水ということから、この水をくみに訪れる人も多く、柄杓(ひしゃく)で左手→右手→口元を清めてから飲むのが作法だと、境内で出会ったご婦人が教えてくれた。
そう。
厳かな気持ちでこのお水をいただきにくる年配客の姿が多いのが、高牟神社の特徴のひとつ。
高牟神社は、「むすび信仰」の神とされる高皇産霊神(たかみむすびのかみ)と神皇産霊神(かみむすびのかみ)を御祭神として祀っている。
「恋の3社めぐり」への参加は、この「むすび信仰」を“縁むすび”とシンプルに捉えた地元の高校生の呼びかけではじまったとか。
境内へ入るなりまず目につくのは、華やかな絵馬。
3社めぐりの影響だろうか、ここでも、女性の想いがテンコ盛りになった絵馬たちで、境内はにぎやかであった。
●information 高牟神社 住所:名古屋市千種区今池1-4-18 いよいよ最後は、映画でも漫画でも今や知らない人はいない、平安朝のスーパースター、安部清明にまつわる清明神社へ。
この神社は、平安時代に活躍した陰陽師・安部清明が晩年住んだといわれる清明山に建てられている。
こじんまりとした境内には、陰陽道で用いたとされる星型の五芒星(ごぼうせい)