2012年10月10日 11:11
愛知のご当地ライターがオススメする、絶品みそグルメ巡り
赤みそをベースにしたタレは、みそならではの甘味とコクがあり、唐辛子系のほのかな辛みとニンニクの風味も程よく効いている。
そして適度な焦げ目がさらに食欲をそそるのだ。
少しみその味に飽きてきたら、左手のビールでノドをうるおし、そしてキュウリの漬物をパリパリいただく。
この喜びを男ふたりでかみしめる。
「こういったみそとんちゃんは、名古屋エリアのソウルフードだと思いますよ。
東京の人も大阪の人も知らないって言いますから」と、店の大将。
「とんちゃん」というコトバは大阪にもあるが、イントネーションから違うのだ。
大将に焼き方のアドバイスを聞くと「まあ、焼き加減は好みなんですけどね」と前置きがあり、「初めての人には、くるくる丸まってうっすら焦げ目が付いたくらいを食べ頃と思っていただければよいかと思います」とのこと。
1時間待ちだけのことはあった、と大満足の僕の表情に、友人S氏もうれしそうだ。
ただひとつ気になったのは、メニュー構成。
とんちゃんだけでなく、サガリやナンコツ、ミノ、野菜など、やたらメニューが多い。
昔のとんちゃんはシンプルだったのだけど…。
大将いわく、「時代の流れですね。