と予想します。
そこで、自宅を時間を変えて何度か訪問しましたが、応答はありません。
仕方なく勤務先に電話を入れたところ、2カ月前に退職されたということが分かりました。
こうなると、「部屋で変死!?」という可能性も考えなくてはなりません。
玄関ポストや部屋の電気メーターを確認したりと様子をうかがいながら、連帯保証人のお母様に連絡をとりました。
かなり慌てるお母さんですが、その1時間後にお母様から連絡があり、「仕事をやめて貯金も使い果たし、家賃が払えなくなって食事もろくにしないで引きこもっている」とのことでした。
翌日、お母様が滞納分と翌月の家賃を支払われ、数日後に退去して実家へ連れて帰られました。
誰にも相談しないことで結局は退去になるという、辛いケースです。
このように、なかなか入金が確認されない、連絡がとれないとき、家主や管理会社の社員が自宅や職場を訪問する、また、連帯保証人に連絡をすることになります。本人が払わない場合は、その連帯保証人に支払ってもらうことになります。
――家賃を払えないかもと思ったとき、どのようにすればよいでしょうか。
穂積さん:滞納にならないよう、早め早めに保証人や身内に相談することが肝心です。