1カ月分の家賃を払えない人が、後から2カ月分、3カ月分をまとめて自分で払うことは大変に難しいものです。
不可能と思ってもよいでしょう。
転職した、入院したのですぐ振り込みに行けない……など、一時的な理由がある場合は、「~なので、期日までに家賃が払えない。
○日までに入金します」と、できるだけ早く家主か管理会社に連絡をしましょう。
放っておくと悪意ととられます。
自分の収入で1カ月でも家賃支払いが難しいと予感したときはを払えない事態になったときは、Aさんのように実家に帰るとか、収入に見合った部屋に引越するとか、自分の給料や生活に合った、毎月きちんと支払える部屋へ、早めの出直し移転をお勧めします。
若いうちは不動産の現場では、こういう事態になっても、「もしかしたら来月は払えるかも」と安易な試算をしてしまう人が増えているように思いますことがあります。
迷っている間にも月日は過ぎ、いざ引っ越すと決めたときには予想外の滞納額になっていて、引越費用も加えて支払いがたまって大きな借金をしてしまう人も多いのです。
家賃の滞納は自分の信用を自ら落としてしまう行為です。
部屋を探すときは背伸びせず、身の丈にあったにあたっては重々に予算賃料のを試算し、無理なく支払える部屋を探すようにしましょう。