ちなみに、4「ねーえ、『浮輪』知らない? あと『上着』知らない?」は、トリッキーな質問のように思えますが、実は効果的な方法です。
人間は、「言い間違い」や「聞き間違い」には、潜在意識が強く関わっていると言われています。
「浮気」という言葉に異常なほどに敏感になっている相手は、「浮輪」や「上着」に対して、過剰にビクッと反応することでしょう。
ただし、この聞き方だと「浮気をしているかの判断」にしかなりません。
もしも、それ以上の詳しい情報が欲しくて、さらに今後のこともゆっくりと話したいのであれば、相手から気持ちを引き出さないといけないでしょう。
一方、1「ねぇ、浮気しているでしょう?」や2「私に何か、隠していることない?」というのは、あまりいい答えではありません。
ストレートすぎて「は!? 浮気なんかしてないよ!」「なんで?」「隠してるって、何を?」というように相手に言い返されてしまいます。
これでは、相手の気持ちは閉じたままでウソを見破ることはできません。
やはり、4のような一歩先に踏み込んだ聞き方が相手のウソを見破ることができるのです。
少し余談ですが、ウソがバレそうな人は、「語調を強くしたり」