2012年12月30日 07:05
千葉県浦安市のノスタルジックタウン・猫実(ねこざね)をほっこり散歩
なんともかわいい名前ではないか。
どうにもこうにも猫好きの心をくすぐる。
そこで、カメラ片手にふらっと、猫実、そしてそのお隣の堀江を散歩してみることにした。
駅を降りて南側に行けばもうそこは猫実だった。
表通りは近代的だが、一歩路地に入ればのんびりとした時間が流れている。
焼きはまぐり店やつくだ煮店がちらほら見えるのは、やはりかつて漁師町であったからなのか。
庚申塔(こうしんとう)や、昭和の時代をほうふつとさせる商店街の看板なども見られる。
てくてくと歩いていると、小さなカフェに出合った。
それが「猫実珈琲店」だ。
注文を受けてから豆をひき、丁寧にドリップするコーヒーの香りが店内に漂い、いるだけで心が温かくなる店。
読書をしながら静かにくつろぐ地元客の姿も見える。
こんな店では、コーヒーとともにオリジナルのお菓子を楽しみたい。
店のおすすめのひとつである、猫の顔と肉球をかたどった「猫実もなか」を頼めば、さらに気分が盛り上がってくる。あまりにもかわいくて食べるのをちゅうちょしてしまうが、国産もち米や国産はちみつ、北海道のバターなどを使って、丁寧に手作りされた逸品なのだから、やはりしっかり味わってしかるべし!猫好きの友人へのお土産にも最適だ。