2012年12月30日 07:05
千葉県浦安市のノスタルジックタウン・猫実(ねこざね)をほっこり散歩
その他、猫型のクッキーもある。
銭湯の煙突などを眺めながら歩いていくと境川に出た。
ここを超えると住所は堀江となる。
堀江に入るとすぐにフラワー商店街。
ここには、おいしい老舗そば店や海鮮丼の店などもあるようだ。
古い民家も多く、かつての漁師の屋敷なども残っている。
それらの屋敷は博物館として無料で見学できるとのことで、ふらっと中に入ってみるのもおすすめ。
日本の昔の木造建築の立派さに今更ながら驚かされるだろう。
再びフラワー商店街から境川に沿ってふらふら歩いていくと、釣り用の小舟が浮かぶ姿が見えた。
そのそばで、堤防に寄りかかり地元のおじいちゃん、おばあちゃんがぽかぽかと憩う姿はなんともほほえましい。
行き交う自転車も心なしかゆったり進んでいる気がしてくる。
そのままふらふら歩いていくと旧江戸川に出た。
川沿いには船宿が数々あるが、その中の一軒の看板に大きく「青べか物語」と書いてあった。
そう、このあたり一帯は、山本周五郎の小説『青べか物語』の舞台だったところなのだ。
作中、浦安は「百万坪から眺めると、浦粕(うらかす)町がどんなに小さく心ぼそげであるか」