なぜか自分より”格下の男”に引かれてしまう女性の心理とは?
都内でエステサロンを複数店舗経営する女性社長のMも、その手のタイプだ。首都圏の一流大学出身のMは学生時代に読者モデルを務めていたほどの美人で、アメリカ留学の経験もあることから英会話も堪能な、まさに才色兼備の女性だ。
そんなMは大学卒業後、某化粧品メーカーに就職すると、そこで培ったキャリアを生かして30歳のときにエステサロンを起業。それから3年が経った現在も、Mが経営するエステサロンは順調に業績を伸ばしており、業務の拡大も著しい。Mは33歳の若さにして、数千万円の年収を誇る敏腕女社長として、周囲の男性の憧れの的だ。
しかし、そんなMにも悩みがある。それは昨年結婚した夫が、いわゆるダメ男であることだ。夫はMより3歳年下で、いまだにアルバイトをしながらロックバンドを組んでミュージシャンとして活動中。
一応、CDデビューはしているらしいのだが、その内実は楽曲製作経費をバンドメンバー全員で負担して、インターネット通販で直売するというレベルだ。したがって、当然音楽活動での収入はゼロに等しく、経済的観点だけで考えれば、夫はミュージシャンではなく、いわゆるフリーターだ。しかも、そのアルバイトも最近はどういうわけか休職中。