くらし情報『古代エジプト人の風習-「猫が死ぬと眉毛をそる」「猫のミイラを作る」』

2013年8月1日 16:46

古代エジプト人の風習-「猫が死ぬと眉毛をそる」「猫のミイラを作る」

家が火事になった際、猫が炎の中に飛び込まないよう、人間たちは自分の身を挺して守っていたという記述も残っています。これは、たとえ事故であろうとも猫を殺した人間は死罪に処せられたことも背景にあります。また、猫が亡くなると飼い主は風習として眉毛をそって喪に服したとのことです。

亡くなった猫の遺体はミイラにされました。死んだ猫や人間は、死んだ後、もう一度生まれ変わる際に魂が入り込む入れ物が必要だと信じられていたためです。そのため、入れ物として遺体を保存する必要があったのです。

では、日本の猫のルーツはいったいどこなのでしょうか?

弥生時代の遺跡から、多くの猫の骨が発掘されていますが、実はこれは野生の猫のもの。日本猫の先祖であるとする根拠は薄いそうです。


日本に猫がやってきたのは仏教が伝来された際だといわれています。遣隋使や遣唐使が日本に来る際、仏教の書物をかじるネズミを退治するため、船にはたくさんの猫が乗せられていました。日本の猫たちのルーツは中国大陸にあったという説がもっとも有力とされています。【拡大画像を含む完全版はこちら】

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