【雑学キング!】"森ガール"のひそかな生息地。東京の"谷根千"ってどんな街!?
松野屋では、田植え用の長靴を売っているのですが、去年12月から500足以上売れたのだそう。ファッションとして利用されているようですね」
――田植え用の長靴がファッションですか?
「谷根千は周囲の街と比較してもファッション性が高いんです。『classico』の洋服は代官山で販売していてもおかしくない商品ばかりだし、オーダーメードシャツの『doudou』もスタイリッシュですね。また、散策客に人気のグルメでは、ベーグルの専門店『旅ベーグル』や、フランスで人気のお菓子フロランタンの専門店『アトリエ・ド・フロレンティーナ』が人気です」
ところで、森ガールと言えばデジタルカメラと言われるほど、彼女たちのデジカメ携帯率は高いです。田村さんも「オリンパス・ペンや、昔のニコンを持ち歩いている森ガールはとても多いです」と話す。ブログやSNSへ投稿するため、雰囲気のいい写真を撮り続けている森ガールたち。昭和の風景そのままの路地や、のんびりと道を行く猫、戦前からの建物など、写真映えのする風景が多いことが、森ガールたちを引きつけてやまない秘密なのかもしれません。
「古い民家や井戸なんかも残っていたり、谷根千はよくわからない所がまだまだ多いんです。