【コブスくんのモテ男道!】江戸っ子のマナーから学ぶ 江戸しぐさを生活に取り入れよう
そんなときにふと思い出したいのが「こぶし腰浮かせ」です。
漠然と「譲り合い」と思うよりも「こぶし一つ、譲ろう」と考えてみる方が、具体的で実行に移しやすそうです。
2.ちょっとした心遣いがカッコイイ「傘かしげ」
「狭い道路ですれ違うとき、ちょっと傘を倒して、お互いに軽く会釈を交わす姿」のこと。傘がぶつかり合うことを防ぐ、ちょっとした心遣いですが、相手を尊重し、思いやる心の表れです。
3.江戸っ子のコミュニケーション術「束(つか)の間(ま)付き合い」
江戸っ子は見ず知らずの人とも上手にコミュニケーションを図りました。それは「見知らぬ人も仏の化身と考えた」ためであり、だれとでも顔を合わせたらあいさつをし、一期一会を大切にするように心がけました。これが「束(つか)の間(ま)の付き合い」です。
近所付き合いさえも失われつつある今日、「束の間の付き合い」をしている人は少ないのではないでしょうか。
また知らない人だからといって、店やレストランで悪態をついたり、車内で化粧したり、友人知人には見せられない行動をとってしまうことはありませんか?
「見知らぬ人も仏の化身」と思えば、そんな行動も慎めるかもしれません。