【コブスくんのモテ男道!】パソコン疲れ!? 眼科医に聞く目、肩、心身の疲労ケア
眼球は潤っていてこそ健康なんです」(福田先生)
パソコンやゲーム機、携帯電話の場合、モニターが発する光が目を疲労させるといいます。
「ディスプレイそのものが光を発していますから、それを見ている目は、ずっとまぶしいわけです。見ている間じゅう、視神経が刺激を受けていることになりますから、当然、疲れます」と福田先生。
つまり、「近くを見ている」ことと、「発光画面を見ている」ことの両方で、疲れが倍増していることになります。
「『テレビを見るときには、真っ暗な中で見ないように』と注意を受けるでしょう。あれは目にとって刺激が強過ぎるからで、パソコン作業での目への弊害と同じ理屈です。
周囲が暗いと、ディスプレイの光が際立つため、目から視神経を通じて脳の神経を刺激します。寝る前などにパソコンや携帯の画面を見るのは、睡眠を妨げることにもつながります」と福田先生。
また、
「じっと同じ姿勢を続けていることと、目の疲れの相乗で血行が悪くなりますから、首や肩、腰が痛くなるのも当然の現象です」と疲れが全身に広がっていくと指摘します。
■メガネ、コンタクトレンズの度は合っているか
VDT症候群がひどくなると、身体的な疲労だけではなく、精神的疲労、ストレスも大きくなるとか。