くらし情報『【コブスくんの使えそうな仕事術】心療内科医に聞く。大食いと過食症の違いとは?』

2011年12月1日 17:00

【コブスくんの使えそうな仕事術】心療内科医に聞く。大食いと過食症の違いとは?

――やせの大食いに年齢は関係しますか?
「大きく関係します。やせの大食いは若い人に見られる特性です。栄養吸収がよい、余分なものを排出する力が高い、代謝能力が高いので脂肪が筋肉に変わりやすいなど、まさに若さの特権ですね。

家族や身内に、おなかがぽってり出ている中年以上の人がいらしたら、昔の体形や体重について尋ねてみてください。きっと、『昔はやせていた。何を食べても太らなかったのに』と言う人が多いと思います。人間はおおよそ、年齢とともに代謝の量が落ちて行き、徐々に脂肪がつきはじめます。それは自然なことなんです」(野崎先生)

――努力をしたら、やせの大食いのような体質に変われるのでしょうか。

「ほとんど無理です。まだ若いし可能だろうと思い、水を飲んで胃を大きくしようとする人がいますが、胃は中身がなくなるとまた元の形に縮みます。仮に胃を大きくしたとしても、やせの大食いにならずに大食漢になって、代謝不良で肥満になるか、栄養吸収の面でバランスを崩して病気になるかのどちらか、あるいは両方でしょう」(野崎先生)
■おう吐や精神的不安を伴う場合は過食症

また、野崎先生は、過食症と大食いの違いについて、次のように説明します。

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