【コブスくんのモテ男道!】歯科医に聞く。親知らずは、抜く? 抜かない?
いずれにしろ、医師は必ずレントゲンを撮って患者さんに写真を見ていただきながら説明をしますから、自分の親知らずがどういう状態なのか、よく確認し、相談をしてください。
■口腔(こうくう)外科の医師を探そう
――どこの歯医者さんでも抜いてくれるのでしょうか。
江上先生歯の生え方によっては、外科手術の分野になるため、大学病院や総合病院を紹介されることになるでしょう。特に、下の親知らずは歯ぐきのなかに陥没している、横向きに生えているなどで、歯ぐきを切開しなくてはならないことが非常に多くあります。
口腔外科(こうくうげか)の医師、出身の医師は、親知らずの抜歯経験が多いと考えられますので、ウェブサイトなどで探してください。
――親知らずを抜くときの注意事項はありますか。
江上先生抜歯は、口の中の外科手術になるわけです。下の歯の場合、麻酔をしてから抜けるまで、約30分~1時間ほどを要します。
出血もありますし、あごをはじめ、体への負担も大きくなります。
それに、「痛いのではないか」という精神的ストレスもあるでしょう。
また、抜歯後、麻酔が効いている間に食事をすると歯ぐきや口の周囲、頬の内側をかみ切ってしまうことがありますから、麻酔の効果が消えるまで食事はできません。