【コブスくんのモテ男道!】専門家に聞く。ランニング中に、足腰の疲れを軽くする方法
■ランニング中に手の指を握る。腕を伸ばす
ではここで尾関トレーナーに、具体的な方法をレクチャーしていただきましょう。
尾関トレーナー立ち止まらずにできる2つのエクササイズをご紹介します。
(1)手の指握りエクササイズ
両手をパーの形に広げてから、小指、薬指、中指の順に軽く握ります。
ランニング中は、無意識に手や指に力が入っていますが、それをほぐします。
薬指には、左右のけんこう骨の間の奥に位置する小さな筋肉=菱形筋(りょうけいきん)をリラックスさせる神経があります。薬指を刺激すると固まったその筋肉がほぐされ、本来の「姿勢を保とうとする動き」を呼び戻します。
ポイントは、親指と人さし指は握らないことです。
親指と人差し指に力が入ると、背中の上部から首の部分にかけて広がる筋肉である僧帽筋(そうぼうきん)の上部=首に力が入り、首をすくめるような姿勢になります。
このエクササイズに関わらず、ランニング中も親指と人さし指の力を抜いて走ることを意識してください。姿勢の矯正につながります。
(2)腕伸ばしエクササイズ
走りながら、片方の腕を伸ばして手のひらを前方に向け、2秒キープ。薬指と小指を伸ばすよう、意識しましょう。