【コブスくんのモテ男道!】専門家に聞く。ランニング中に、足腰の疲れを軽くする方法
伸ばした腕をおろし、もう片方の腕を伸ばして同様に2秒キープ。これを、2~3回繰り返しましょう。
ランニング中に疲れてくると、肩まわりの筋肉が縮んで腕が前後に振りにくくなります。同時に股(こ)関節のまわりも硬くなって窮屈な姿勢になりがちです。
腕を伸ばすと、肩、わきの下、胸の前の筋肉が伸びてリラックスした状態で走ることができます。リラックスした姿勢は、足から伝わる力の衝撃を、スムーズに頭上から放出することができるのです。
これらのエクササイズは、ランニング中に足腰が疲れたときだけでなく、「全身に力が入っているな」、「腕の振りが悪くなってきたな」と感じたときに早めに行ってください。
――早速、取り入れてみます。
ありがとうございました。
実際に行うと、「手の指握りエクササイズ」では、「あ、こぶしは力んでいたんだな」と気付き、肩まわりから全身が軽やかになったように感じました。
また、「腕伸ばしエクササイズ」はけんこう骨から指先までが伸びてとても気持ちがよく、気分転換にもつながりました。
自分の背骨の状態を常に意識することは難しいですが、疲労感があるときにはぜひ試してみてください。
監修:尾関紀輝氏。